廃れ言葉(すたれことば)なんていかが?

先日読んだ、古い小説に「沓脱(くつぬぎ)」という単語が有り、その表現のレトロな趣に、感嘆したが、初めは、ピンと来ず、意味が分からなかった。
もちろん沓脱とは、玄関の扉を開くと、足元に広がる、廊下までの「あのスペース」の事だけど、僕は、あそこも玄関の一部だと思っていたので「いったい玄関って厳密には、何処の事だろう?」と思い、調べてみたが、その説明にも「三和土(さんわど)」とか「たたき」等と現代では、あまり使わない単語が並んでいて、よく分からなかった。こうして使われない言葉は廃れ、滅んでゆくのを、気に掛けておく事も必要だと思います。でないと「味わい深い言葉」が減ってしまうよね よく、そうして時代の趨勢に使われなくなった言葉を、死語なんて言い方するけど「死」なんて酷くない?せめて「廃れ言葉(すたれことば)」なんてマイルドに表現しません?
どう?「すたれことば」なんて、まずまずの味わい深さだと、廃れかけのクソじじいは思うんじゃが、いかが?

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