2022年の振り返り、そして2023年へ
2022年、念願だった海外移住を実現。
ずっと夢見てきた海外生活が実際にはどういうものなのか、初めて経験できたことは自分にとってとても大きかった。
家もなく、仕事もなく、コネもなく、友達もなく、知らないことばかりで言語も違う。そんな真っ白な状態から、自分の居場所を作っていく。それは想像していたよりもとても大変で不安で、だからこそ日本にいた時はなんとでもなかったことですら、成し遂げた時の達成感は大きかった。そして大きな自信になった。
そもそも、自分が海外に移住したいと思い始めたのは、日本にある目に見えない閉塞感だった。変化に対して積極的じゃなくて、リスクを恐れ、ときには人の挑戦すら悪くいう。でも現状への不満は尽きない。
そんな環境に対してずっとモヤモヤしている気持ちが心の中にあった。
自分の潜在意識を変えて、自分の可能性を広げたい。自分で自分の限界を決めてしまったせいで、気づいてすらいない自分の可能性を見失いたくない。
自分が海外に移住したいと思った根っこの理由はそこだった。
そして、自分自身の可能性を見出すために、あえて今まで築いてきたキャリアとか友達とかコネクションを全て日本に置いて、新しい国、アイルランドに移住した。
移住直後は常に不安との戦いだった。全て困ったことは自分自身で解決しないといけなくて、相談できる友達もいなくて、日本なら勝手を知っているのでなんとかなるだろうと思うことも、ここではなんとかなる保証は全くなかった。特に家探しと仕事探しは大変だった。
自分が移住したアイルランドはHouse Crisisのせいで、アイルランド人すら家が見つからない。物件を見つけても倍率は20倍、30倍。ようやく内見に漕ぎつけても、コミュニケーションは取れるのか、仕事はあるのか、まさに内見は面接だった。日本ならこっちが選ぶ側なのに、ここでは家主が選ぶ側。気に入られるために必死だった。仕事探しも同様。求人を応募してもそもそも返事がもらえなかった。
そんな過程を経て、家も見つかり仕事も見つかり、現地で稼いだお金で全てのやりくりをできるようになった時の達成感は本当に大きかった。最初の目標だったゼロから自分の居場所を作ることができた。
しかし、いつでも英語の壁は常に付き纏った。ある程度日本で英語を鍛えてきたと思っていたが、ネイティブの会話は全くついていけなかった。本当に何言ってるかわからない。特に、仕事場では仕事で必要なことが理解できなくて、周りの会話に入れなくて本当に大変だった。ネイティブの会話はこんなに話すスピードが速くて、スラングが多いことに気づき、かつアイルランドなのでアイリッシュ英語に慣れるのにも苦労した。
急激に知能指数が落ちて、1歳とか2歳になった気分だった。言ってることが理解できない。伝えたくても伝えられない。この状況は想像以上に辛かった。みんなは私が理解できるものだと思って話してくれるのに、わからないのだから。そして、今もネイティブの会話はわからない時ばかりだ。2023年では自分の英語力を劇的に伸ばして、この状況を打破できるようになりたい。
アイルランドでの生活は苦労の分、自分の成長を常に感じることができた。昨日できなかったことが今日できるようになって、今日できなかったことが明日にはできるようになって。日本ではなんとなく過ごしてきた1ヶ月がこんなに頑張ったのに1ヶ月しか経っていないのかと驚くこともあった。それくらい、短い期間でも大きな成長があった。
2022年は異国の地で生活基盤を作るという経験をした。2023年はその上で自分のやりたいと思うことができるようになりたい。現状は自分のITのキャリアを構築すること。ビジネスを始めること。この2つが2023年の大きな目標。特にビジネスは何度も挑戦しては失敗しているので、今年こそ何かしら形にしていきたい。
2022年にできたこと
・APIの開発経験を積んだ
・海外移住をした
・英語だけの職場環境で働いた
・海外で生活基盤を築いた
2023年にやりたいこと
・英語の勉強をとにかく頑張る。
考えることが英語で出てくるレベルになる。
・自分の知識、経験を目に見える形にする。
- ポートフォリオの作成
- ブログの作成
・目に見える形にしたらとにかく発信する
(どこで自分の経験を評価してくれる人がいるかわからない)
・海外の会社でITのキャリアを積む
・キックボクシング始める
・場所、時間に囚われない収入源を作る。
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