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マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング を読んでみた

ロジカルシンキングを学び直したい。でもあんまり時間無いな~。マンガだったら気軽にさっと読めるかな~と思いながら手に取った本。

個人的には「MECEで考える」とかフレームワークとかがガツガツ出てくるもんだと思っていたのだが、ちょっと違った。
フレームワークなどについても説明されているが、著者が伝えたかったのは
「ロジカルシンキングを難しく考えすぎるな」
「まずはA4横書きメモからはじめよう」
という2点。

A4横書きメモというのは、思いついたことをとにかくA4の紙に書きだすというもの。
これは「漠然とした思考を言語化して書き出すことで整理しよう」ということだろう。さらにそれに1分という制約を付けて思考のトレーニングとしている。
マンガの中では、さらに「書き出した内容をまとめる」。ことを推奨している。
つまり個々のアイデアを抽象化して「つまりどういうこと」か、を導き出しているわけだ。

私が思うにロジカルシンキングはスポーツに似ている。スポーツはハウツー本を読んだら出来るようになるというものではない。練習して反復して体に覚えさせて、やっと「技術が身につく」のだ。

ロジカルシンキングも同じで、エッセンスを知っていても練習しなければ生きてこない。
A4横書きのメモを取ることを習慣にすることで、自然とロジカルシンキングが出来るようになる、というのがこの本のポイントなのだろう。

正直紙にメモすることに慣れていない自分にとっては微妙にハードルが高かったりするのだが、なるほどと思わされる内容であった。

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