刃物で刺された時、炎に包まれた時の周囲の対応の仕方
私がいつも見ている『レスキューハウス』というYouTubeのチャンネルです。
元レスキュー隊員の方が今回の東大での刺傷事件について、周囲の人がやる応急処置について話してくださっています。
刺さっている刃物は絶対に抜くな
(刃物が刺さっていることで出血がくい止められて
いるのに、抜くことで大量出血が起きて死亡する可能性大)
↓
119番通報(刃物を固定する前に通報!)
↓
衣類等で刃物を固定
↓
必要なら心臓マッサージ(動画内で『胸骨圧迫』と言っているのは心臓マッサージのこと)
※動画内では触れていないが
心臓マッサージをしながら
周りの人にAEDを取ってきてもらい、
AEDを開いて音声ガイド通りに
電気ショックを与え
その後、救急隊が到着するまで
心臓マッサージを続ける
↓周りの人はケガ人の意識を保つため(そして意識がなくても)大声で声かけし続ける
↓
保温(床材等から体温が奪われ意識低下するのを防ぐ)
ちなみに救急蘇生の方法はこちらです。
コロナ禍でご家族以外の方への人工呼吸は
危険も伴うので
胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけでも
かまいません。
https://www.jrc.or.jp/study/safety/airway/
AEDの使い方はこちらです。
下の方に動画があります。
https://www.aed-life.com/information/use/
今回の加害者は火をつける試みもしていたので
もし着衣着火したときの消火器の使い方についての動画もご紹介します。
この動画は家庭での想定で作られているので
外の現場では消火器がそばにあるとは限りませんが
知識はあったほうが良いです。
ちなみに電車内では、車両の連結部分に近いところに消火器が設置してあることが多いそうです。
消火器のピンを外す
↓
ノズルを外して先端を持つ
↓
反対の手でレバーを持ち
↓
自分の逃げ道を確保してから
距離を保ちながら相手の背後にまわる
(身体に火がつくと人間はパニックになって
助かりたい一心で
目の前の人にしがみつこうとするので
絶対に相手の背後から消火活動する)
↓
消火器のレバーをしっかり握って
消火剤を噴射し
ノズルの先端を左右にホウキではくように
動かしながら
相手の頭から順に消火していく
↓
後ろ側を消火したら身体の横など
まだ燃えているところを
ホウキではくように消火する。
消火器の成分は人体に無害なので
人に向けてかけても大丈夫です。
もし電車の中で襲われた場合は
基本は逃げるの一択ですが
逃げられない状況なら
座席を取り外して盾にする方法もあります。
ただし、座席は取り外せない仕様のものもあります。
↓電車の座席の取り外し方等が書いてあります。
新幹線のものですが、
シートの外し方です↓