「たし算思考」よりも「ひき算思考」
今の学校教育に必要なもの、それは「ひき算思考」だと思います。何でもかんでもたし算のようにやることが足されていって苦しくなっています。
例えるならこんな話だろうと思います。
ワンルームのお部屋に住んでいる人の家に押しかける郵便物
ピンポーン♪
「お届け物です!えーとこちらは、外国語の指導セットの教材ですね!」
ピンポーン♪
「お届け物です!プログラミングの教材セット&マニュアルです!」
ピンポーン♪
「お届け物です!GIGAスクール、タブレットセットです!」
「あぁーーーーー!!荷物が届きすぎだよ!!部屋の中がごちゃごちゃしてて嫌だ!いろいろ届きすぎなんだよ!」
っていう状況だと思います。(我ながら、このワンルームに例えるのはうまくいったのではないかと、にやついています。笑)
すべてたし算のように追加されるも、ひき算がそこにはない
教師の多忙感がなくならないのは、ひき算する内容が個人に任されているからだと思います。例えば、「成績表の所見を廃止にしましょう。」みたいに全国統一で行われるひき算ってないですよね。
「子供のノートにコメントを入れずに、評価だけつけよう」
「休み時間を遊ぶのをやめて、教材研究の時間にしよう」
みたいに、自分の中でひき算するものを決める必要があります。
教師って責任感が強いからみんなやろうと頑張りすぎてしまうのだと思いました。
だって、教育ってノルマがないからどこまでもやり続けられてしまいます。
「すべてを大切にするのは、すべてを大切にしていないのと同じ」
私、この言葉が好きです。全部大切にしてやろうとすると結局中途半端になり、すべて大切にしていないことになります。
だから私は平均80点男を目指しています。どれもそこそこも大切にする。
満点を狙いません。ただ、自分がこれは大切だ!と思うときには満点を狙いにいくようにしています。
もちろん、満点を狙いに行くときは他の内容が30点になる場合もあります。
でも、それくらいの考えでいいと思いませんか?だって、私達は得意なことだって経験だって人それぞれです。全部を満点目指して頑張るという思いは大切ですが、大切にしないものを決めることも大切であると思いました。
逆TODOリスト「やらないことを決める」
たし算思考が悪いとは全然思っていません。たし算は必要です。ただ、たし算だけではだめですよって話です。
ここでこの記事を読んでくださった皆さんにぜひコメントしていただきたいのが、
私は◯◯をやらない!!宣言を共有しませんか。
「◯◯グッバイ宣言!!」でございます。
人とやることを共有すると実行率がアップすると言われています。どうせなら、みんなで共有して実行してみませんか?
では、私から
「自分以外の誰でもできる仕事グッバイ宣言!!」
仕事を上手に振っていこう!!
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