エッセイを書きたい(書いてみたい)
「自分でもエッセイを書いてみたい!」
そう思い続けて、もう半年も経っている。
ということを私のエッセイ処女作にしてみようと思う!
私とエッセイの出会いは、
上京して初めて付き合った彼と別れて、コロナ禍一人ぼっち孤独になった頃。
大学の頃までは自分のアイデンティティが地元にあったはずなのになぁ、
一人になったんだし、新しい自分たらしめるもの、没頭できるものがないかとぼんやり寝転んでいると、
実家に数冊さくらももこのエッセイ本があることをなんとなく思い出した。
「本かぁ、、、」
実は私は本嫌い、、だった。
大学の頃も教授から課される読むべき本を積読常習犯。(「課される」って言っちゃうくらい嫌だった〜)
でも、傷心中の私はなんでか惹かれたんだよね、不思議だね。
エッセイって人の頭をかち割って、脳みその中を覗いているみたいで面白い。
人との別れって、新しい自分に会えるチャンスなのかもネ。
それから沢山たくさんエッセイを読み漁っています。
特に好きなエッセイ2つ(下)
・さくらももこ「焼きそばうえだ」
非常にくだらない。
くだらなすぎて、おかしくて、あっという間にすらすら読んだ。
植田さんというさくらさんの知り合いが焼きそば屋さんが似合うというだけの理由で、
当の本人植田さんを他所に、
バリに「焼きそばうえだ」という焼きそば屋さんをopenするという話。
落ち込んでたり、笑いたかったり、そんな気分の時にぴったりの本。
・向田邦子「鹿児島感傷旅行」
こちらは大好きで何回も何回も読んだエッセイ。
私は向田邦子さんのエッセイが一番大好き。なんだか華がある。
向田邦子は父親の仕事の関係で、全国を転々とする幼少期なのだけど、その中でも「鹿児島」を「ふるさと」(正確にはふるさとではないので、向田邦子は「ふるさともどき」と呼んでいる)だと想っている、ということを
当時の鹿児島の想い出と一緒に語るエッセイ。
浅瀬でちゃぷちゃぷとエッセイの海に浸かって2年ほど。
今日から私も、気が向いた時にエッセイを書いてみようかな。ほほほ!