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かまいたちさんの漫才を見ました

暇すぎてかまいたちさんの漫才を見てると「時間っていう壁に守られちゃってる」って言ってて滅茶苦茶落ち込んでしまった。誰もかれもみんな時間って壁に守られちゃってる。だる過ぎ。時間の不可逆性うぜ~~。俺の好きな人達みんな過去に俺がそれ以上遡られへん時間断層つくんな。ハルヒかお前ら。ちっちゃい時から知ってる人周りにおらんし、俺のこと知ってる人も殆どおらんから余計思う。親ですら俺が子供の頃ほぼ家おらんかったし、なんかずっと一人やった気がする。だるすぎ。身近な友達3人ぐらい墓地に送って幼馴染召喚したい。ポテト190円のクーポンを失う代償支払ってるのになんで幼馴染おらんねん。それぐらいの価値あるやろ。人が好きとかそんな綺麗なものではなくてただ独占欲がやたら強いだけなんやけど、とにかく大切な人が大切であればあるほど、出会う前に出会えてなかったことを切なく思う。君が小学校の放課後遊んでた時とか中学の部活の休憩時間とか、高校の時の休日のフードコートのその席に俺は居たかったと思う。同じ人達と同じものを見て過ごしたかった。2010年の7月1日、君が何を見て何を思っていたのか知りたい。俺が初めてDSを買った日や、真冬の下校路を歩いてた時、君はどこに居て何を話していたのか知りたい。その場に俺が居なかったこと、ずっと何かを失ってしまった感覚がする。君と出会った瞬間に生まれた出会っていなかった時間が、二人の間に否応なしにどうしようも無い壁を作ってしまうこと。今目の前にいる君を形造る断片的な過去を何気ない会話の中から拾う度に、俺の知り得ない膨大な時間に打ちひしがれること。君が実家や地元の話をしている隣で、俺はそこに居れなかったことや、君があそこに居てくれたらってことを考えてる。これからずっと一緒に居るなら、ずっと一緒に居たかった。深く解り合おうとすると必ず時間の断層に突き当たって、その度に俺はその向こうにある俺が絶対に踏み込むことの出来ない領域を想像する。そこには初めて人前で泣いた日とか、友達と旅行した思い出とか、恋人が出来た時の高揚感とかが山のように積まれてるのに、俺が一人も居なくてとても切ない。知り合う前は他人同士なのが怖い。その場にあるもの全部を拾わないと繋がりが希薄な気がして怖い。タイムマシンがあったら君に会いに行きたい。24歳やけど、君の幼稚園に突撃してもう一度出会いたい。そして逮捕されたい。そして面会室のガラス越しに若いオカンと喋りたい。多分まだジブリ見てない3歳ぐらいの俺も連れてきてほしい。開口一番「僕トトロみたことないんですよ」って言ってほしい。NSC仕込みのツッコミ、ガラス越しに響かせて貰います。

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