夏草のひとりごと #23 事実を述べてからの「で?」は性格悪くないと思っていて。
あのぉ……さっき〇〇の作業していたらミスしてしまって。
何か急に体調が悪くなってしまって。
あんまり気分が良くなくて。
など。これらはすべて本人から発信された事実である。
そして僕は思ってしまう。「で?」と。
ただし誤解しないで欲しいのが、決して言い訳じみた言葉が嫌いとかそういう話ではない。
事情は分かったけれど、つまり何が伝えたかったのか正確に知りたいのだ。
察してくれというパターンもある。そういうのはある程度は融通が利くように努めているけれど、やっぱり慣れない。
本人の希望に沿いたいのにその希望がハッキリせず、僕に委ねられてる感じが好きじゃない。
仕事っぽい例になっているけれど、プライベートで遊ぶ約束をしているときにもある。
どの道、具合が悪い、とかだけだと締まりが悪い。
ミスしてしまったんだけれど、どうしたらいいですか?
具合が悪いので、お休み頂きたいです。
今日は疲れているので、約束したけれど帰りますね。
こういう結びを求めるのは性格が悪いのか?
相手のことを思うと言いにくいという人が割と多くいるのも分かるけれど、それってちょっとズレてるのかもよ、と言いたいときがある。気持ちは分かるし、自分は組んであげるように努めているけれど。
まあでも言われる側も色んなタイプいるからなぁ。
ちゃんと言ってもはぁ?ってなる人いるしね。
特に仕事は仕方ない。そこは覚悟のうえで言った方が良い。
委ねる方が更なるイラつきを与えているのが散見される。
こんな細かいこといちいち考えてるくらいなら家でゆっくり寝てたいなぁ。
という本音で、どちらの味方にもなれず、ならず。
トホホ。