【AOE2DE】癖つよマップ「海辺の森」
AOE2DEのランクマッチ(チーム戦)で登場する、クセの強めなマップを紹介。反響があれば続きます。1本目は「海辺の森」(英: Coastal Forest)。
プレイヤーカラーに関係なくポジションがランダムに決まる仕様のためクソマップ展開が読めないとの評判が高いが、対策をしっかりすれば戦えないことはない。見ていきましょう。
※SAX nations cup登場時(2vs2)は色でポジションが選べた
先行研究: 2年以上前にhaさんがいろんなマップの記事を書いておられました。本シリーズでは重複を恐れず、筆者の実戦例等も引きながら少し掘り下げて解説していきたいと思います。
こちらも参照: 海辺の森(AoE2DEマップ)|ha
基本戦術(ポジション別)
本記事では便宜的に、前から順に先鋒、次鋒、中堅、後衛と呼ぶことにします。大前提として、どのポジションになっても戦えそうな文明を選ぶのがおすすめです。
・領主戦で射手でも斥候でも出せる(先鋒・次鋒)
・騎士(またはラクダ)が出る(中堅・後衛)
・大砲が使える(後衛)
・石壁が張れる(中堅・後衛)
特定の文明に恨みがあるわけではないけれど、序盤に資源ボーナスの乏しい文明で領主戦ができるか、とかドラヴィダや日本で後衛を引き当てたときに何が出来るか……みたいなことは考えておく必要があります
先鋒・次鋒
便宜的に前衛の2国を先鋒・次鋒と名付けておきます。この2国は、基本的に領主戦をやります。進化が多少遅れても構わないので、先鋒は射手・次鋒は斥候(またはイーグル)をしっかり出し、必要なら塔を攻守に使う。後述の通りTCまわりやマップ端を適宜柵で囲いつつ、後ろ2国の進化を待つ。後衛2国から城主軍が駆けつけるまで持ち堪えれば及第点。もちろん敵陣深くまで攻め込んで農民キルを取れればそれに越したことはないですが、相手城主軍のカウンター攻撃は要注意(後述)。
中堅
後方2国のうち、3番手に配置された国を本記事では中堅と呼びます。中堅はアリーナに近い進化オーダーから即3TCなどで内政を強くする余地がある。
前方2国が領主戦で多少押し込まれていても、機動力のある城主軍(騎士、ラクダ、弓騎兵や重装イーグル等)や兵器を出して押し返すのが中堅(&後衛)の役割。また、余力があればマップ上部の森へ内政展開する他、文明ボーナスにもよるが後衛と並んで漁船内政をしてもよい。
後衛
イージーなようでいて責任重大なポジション、それが後衛。後半まで敵の襲撃を心配しなくて済むのでしっかり内政を伸ばし、帝王戦でケリをつけたい。また、見える範囲だけで6000前後の漁業資源があるため、漁船を10~20隻出しても元が取れそう。最重要: 序盤に内政に専念するなら味方とのコミュニケーションを欠かさないこと。
戦術は2通りあり、1つはマップ下方の前線に小屋や城を建てての参戦。強力な帝王ユニットが参戦すれば戦況を大きく有利に運べるだろう。前線の戦況次第では敵軍が流れ込んでくることもあるので、最低限の小屋や城、塔などの備えは必要。
もう1つは森を迂回する進軍路に小屋を乱立しての強襲(または輸送船による上陸)。どちらを選ぶかは前線での戦況と、軍の相性次第。近衛剣士やハサーが40体以上乱入すれば敵後衛は大混乱必至なので、前線が互角以上に戦えているならばこれも有力。ただし海軍偏重は空振りに終わる可能性もあり要注意。
囲い
基本は①のライン(水色)で森の間を塞ぐ。比較的操作に余裕のある中堅~後衛が担当するのが理想。前哨を森の中に建てておいて警戒するのも有力だが、狼に注意。
②の前線付近については、先鋒のTC周辺の囲いからマップ端へ石壁を伸ばすか、貪欲に金鉱エリアまで囲うかは戦略によって分かれるところ。長期戦で両チームとも交易をする展開ならば、マップ下端を取り込めるかどうかで収支が大きく変わる。
各種データ
資源(一国あたり)
肉 羊8 イノシシ2 鹿4 果実6
……通常のアラビア並。鹿が近く、寄せやすい
木 TC周辺の立木5本、10~13本程度の森が10個程度。中央には大きな森
……効率を考えると最初から中央で伐採したくなるが、襲撃リスクに留意。木1000x2箇所あれば、進化用建物+畑くらいには十分足りる。
鉱山資源
金鉱 5金 x 2 やや離れて4金 マップ下部の金鉱エリアに3金 x 10
石切場 5石・4石 各1しかなく意外に乏しい。
魚・聖遺物
遠洋魚 225 x 59 近海魚 200 x 51 (若干の変動があるはず)
聖遺物(聖なる箱)……8個
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