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2024年3月に通信制芸術大学を卒業、その道のりで学んだこと

2024年3月、京都芸術大学芸術学部デザイン科グラフィックデザインコースを卒業しました。
通信制とはいえ大学を卒業することは、私にとって人生の大きな挑戦でした。18歳で大学進学を諦めた私が、再び学びの道を選び、そこで得られた気づきについて共有したいと思います。

卒業までの道のりで学んだこと

通信制大学での学びは、自らを律する力が試されます。
卒業に特に重要だと感じた考え方が4つありました。

  1. 完璧を求めすぎない心構え:課題は60点以上で良いと決めて、完成度にこだわりすぎず提出することを優先する。

  2. 現実的な目標設定:「やればできる」という思い込みをやめ、自分の能力を冷静に判断。着実な計画を立てる。

  3. 時間の確保と管理:「一日のこの時間は必ず机に向かう」と、学習時間をあらかじめ確保することで習慣化。

  4. モチベーション維持:「学費を貯金していたらいくらになった…?」と思うことで自己管理の意識を高め、それを快く許してくれた家族へ感謝と責任感を持って取り組む。

大学に行ってよかったと思ったこと

通信制大学での学びは、単なる学位取得以上の価値がありました。

  • 異業種の方々との交流で得られた新鮮な視点と気づき

  • 社会人になってから出会えた「先生」という存在からの学び

  • 歴史を知り、デザインの根拠を理解することができた

  • 同じ目標を持つ新しい仲間との出会い

中でも異業種であり日頃デザインとは無縁の仕事をされている方から生まれる発想の素晴らしさは、驚きと感動の連続でした。
またデザイン関連以外の授業(哲学、美学、民俗学、考古学など)が本当に本当におもしろくて、、、10代のうちに学べるなんて、中学生の我が子がとっても羨ましく感じました!
現在の自分のデザインワークに大きな影響を与えています。

通信制大学での経験は、学びの本質理解と自己成長の機会を与えてくれました。
さぁ、次は何を学ぼうかな。


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