
南魚沼市移住ガイド:家賃や住宅支援制度のまとめ
南魚沼市の住宅事情
これから新潟県南魚沼市に住むことを考えている人向けに、住宅事情について知っておきたいであろう情報をまとめてみました。
私自身、南魚沼市に住んでいますが、正直他の地域に比べて南魚沼市に住むことはイニシャルコスト、ランニングコストがかかると思います。
以下に雪国の暮らしで参考になりそうなことを綴ってみました。
南魚沼市に住むうえで把握しておきたいこと
田舎であり、買い物の利便性が同じ新潟県の長岡市や三条市と比べるとイマイチである。(ホームセンターはコメリ、食料品を買う大型スーパーは原信かイオン、良食生活館が主)
豪雪地帯+寒冷地なので、冬場は暖房に使う電気代、ガス代、灯油代が他の雪が降らない地域に比べ、コストがかかる。雪国の暮らしはお金がかかります。
新潟県内や他の雪国と同様に、車移動が主になるので、冬場はスタッドレスタイヤが必要になる。(雪国の暮らしでなければ、スタッドレスタイヤは必要ないです)
2025年の大雪のように大雪が降ると、朝の駐車場の除雪、休日の屋根の除雪などに時間を奪われる。
除雪に必要なアルミスコップ、スノーダンプ、ハンドラッセルなどが必要になる(雪が降らない地域なら、そもそも除雪道具は必要ない)。
夏は意外と暑く、現在は夏場はエアコンがないとかなり暑い。クーラー必須です。
スキー、スノーボード、スノーモービルなどウィンタースポーツが好きな方、お子さんに雪遊びをさせてあげたいというご家族には楽しい暮らしが待っているかもしれない。
キャンプ場もいくつかあるので、キャンプが好きな方、雪中キャンプが好きな方にはオススメである。
デメリットばかり上げて恐縮ですが、コストがある程度かかることを承知で住むことを考えた方が、あとあと後悔しなくて済むかと思います。
家賃相場
全体平均: 家賃は約5.9万円です。
間取り別平均家賃:
ワンルーム: 2.1万円〜4.9万円
1K/1DK/1LDK: 5.85万円〜7.1万円
2K/2DK/2LDK: 5.4万円〜7.7万円
3K/3DK/3LDK: 4.7万円〜13.3万円
ライフスタイル別平均家賃:
一人暮らし: 4.9万円
二人暮らし: 4.7万円
ファミリー向け: 4.7万円
住宅支援制度
公営住宅: 低所得者向けに低家賃で提供される県営や市営の住宅があります。
U・Iターン促進住宅支援事業補助金:
対象は新潟県外からの移住者で、家賃の半分(上限1万円)を補助します。居住誘導区域内だと1.5万円まで上がります。
補助期間は12ヶ月です。
みんな住(ス)マイル改修補助金:
家を改修する際、50万円以上の工事費に対して一般世帯は10万円、子育て世帯は15万円を補助します。
階段昇降機を設置するとさらに10万円追加で、移住誘導区域内だと2万円追加されます。
克雪すまいづくり支援事業補助金:
融雪式か耐雪式の住宅が対象で、克雪化費用の17.6%を補助します。上限は44万円です。
木造住宅耐震診断・改修支援事業補助金:
耐震診断は7〜10万円、改修は改修費の1/3を補助します。上限は65万円です。
南魚沼の木で家づくり事業補助金:
市内産のスギ材を使って家を建てる際、購入費の1/3以内(上限50万円)を補助します。
特徴
アパートが多く、マンションは少ないです。
周辺地域と比べると、家賃はほぼ同等か少し高めです。
新築で駅近の物件は、ワンルームで7.3万円、3LDKで13.3万円程度まで上がります。
南魚沼市自体が移住促進に力を入れているので、補助金などは様々なものが充実しているかと思います。
雪国に住むには様々な事情を考慮する必要があるかと思いますが、地元の人間に相談するのが一番わかりやすいかもしれません。