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再掲)山下清

2022年7月27日 18:47

山下清(1922〜1971)と言えばイメージするのは貼絵だと思います。実物を見るとよくわかりますが、とても小さくちぎってあり、緻密に計算されていることがわかります。下絵を描いてその上に貼っていきますが、紙を貼る方向も、何を描くかによって変えられています。思ったようにペタペタと貼っているわけではなく、とても繊細です。

他には、点描も有名です。山下清はペンを使って点描を描いていますが、これはなかなかできないことで、また、プロでもやりたがらない方法です。失敗すると修正ができないからです。油画の場合絵の具を重ねて簡単に修正できますが、ペンはそれを許しません。
また、油画、陶磁器の絵付け、鉛筆画など、表現の方法は非常に豊かです。

あとは、放浪ですね。簡単に。テレビでイメージを持っていることが多いとおもいますが、事実は少しではないぐらい違います。ずーっと放浪していた訳ではなく、生涯のうちの15、6年程度です。ちゃんと働いていましたし、旅先であまり絵は描いていません。下絵も描きません。帰ってから記憶をもとに作品を制作していました。記憶力がすごかったらしいです。

《長岡の花火》は超有名ですね。今年は開催されるみたいですよ。

意図していたわけではないのですが、先日長岡に行きました。
外観等の他の写真を撮り忘れました。道の駅が併設していて、昼ご飯食べ損ねの恐怖から、そちらに全集中していました。

神戸ファッション美術館から徒歩でいけます。小磯良平(1903〜1988)の作品を中心に展示されています。よく行く美術館の一つです。神戸ファッション美術館は「タータン展」以来でした。

「生誕100年 山下清展 百年目の大回想」巡回しています。

鹿児島市立美術館    終了
神戸ファッション美術館 6月22日〜8月28日
福井市美術館(福井県) 9月3日〜11月6日
上田市美術館(長野県) 2023年2月25日〜4月2日
SOMPO美術館(東京)  2023年6月24日〜9月10日




ラジオ
「むかいの喋り方」の代打のライスが面白すぎました。関町だな。
向井さんお大事に。

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