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満足の休日

今日、健康診断を受けてきた。
休みの日に職場にわざわざ足を運ぶのはとても疲れるけれど、仕方ない。私が勤務してる日の予約はどうしても取れなかったのだから。

1時間以上の時間をかけて職場に向かい、受付をした。受付は不慣れな人がやっているようで全然進まなかったけれど、それ以降はスムーズに進んだ。

体重が1年前と比べるとかなり減っているな……と喜びながらも、この後の採血とバリウムへの恐れは常に頭の中にある。

私は採血がかなり苦手だ。痛みに弱いというのもあるけれど、血管が細くて血を取りづらいらしく、刺した針をグリグリと動かされたり、何度も刺し直しされる、ということを繰り返してきたからだ。痛みに弱い私が、痛みに強い人でも嫌がることを続けられれば、そりゃ嫌にもなるでしょう。拷問だ……。

刺される直前に太ももを抓ると痛みがマシになるよ、と言われて実践しているけれど、結局は痛い。血を採るのは一瞬ではなくて待つ時間もあるから、それが辛くもある。

そんなこんなで苦手意識が強いので、私は毎回採血前に「血管が細くて取りづらいらしくて……」と言いながら腕を出すようにしている。ただ「苦手で……」とだけ言うと、ハイハイ、と流されてしまうことが多いので、細かいところを一言で伝えられると説得力が増していい。是非、血管細い民の皆様はお試しください。(もうやっているかもしれませんね)

人によっても上手い下手があるので、これを先に言っておくと苦手な人は自分からベテランさんを読んでくれたりもするので、助かる。お互いに助かることだと思う。
本当は、「ここにいる中で一番上手い人を呼んでください!」と言いたいのだけど、さすがにそうはいかないので……。

なんとか採血は乗り越えたけれど、エネルギーはごっそり持っていかれた気がする。バリウムは去年よりもスムーズに飲むことが出来たので平気だった。指示が聞き取りづらかったり、身体で再現するのが下手くそだったりしたけれど。

終わったら下剤を飲んで、速やかに近くのファミマでファミチキを買ってたべた。朝から何も食べていないからとにかくお腹がすいていたし、特別美味しいものを食べたかった。私にとってファミチキはそういう存在だ。身近にある贅沢。(身体にとっての)

休みの夫と合流して、遠くまで足を伸ばして花を見に行った。途中かなり雨が降っていて気持ちが萎えたけれど、到着した頃には暑ぐらい晴れていた。

真夏のような湿度はなくて快適だけれど、肌を刺すような熱の感じがあり、やむなく日傘をさした。

途中、下剤のせいでトイレに何度か駆け込んだけれど、いろんな花を見られてよかった。
街中でも見るけど名前を知らなかった花の名前を知ることが出来たりした。
なんとなく、花火みたいだな〜みたいな距離感でいるのもいいのだけど、名前を知るのもいい。

帰り道に名物のカツ丼を食べたりして、大満足の休日にすることが出来た。チャージ完了。


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