女子大学生の濡髪
シャワーを浴び終えた夜中の3時。
シャワーの音が消え、
虫の鳴き声もしなくなって、シーンという音のない音がうるさい。
私はバスタオルでからだを拭いて、パジャマに着替える。
乾燥する肌に水分を与え、のどにも水分を与える。
寝たい。眠い。もう寝てしまおうか。寝るしかない。
そう、濡髪のまま。
濡れた髪のまま寝ると、髪は痛む。
朝起きると、バサバサな髪にうんざりする。
それを分かったうえで、濡髪のまま寝る。
乾かしたいです。乾かしたいですけど、
濡れた髪のままでいいからそれよりも寝させてくださいという時がある。
次の日になってほしくないけど、明日もやることあるので、明日のためにも寝させてください
とね。
次の日が楽しみな日だったり大切な日であれば必ず髪の毛は乾かして寝る。
濡れた髪のままでも寝てしまうくらい追い詰められている自分。
一体なにに追い詰められているのか。
それは自分でつくったもの。
そう、大量の課題。
濡れた髪のまま寝ちゃったのではなく、
濡れた髪のままでも寝たいのだ。
明日は髪、乾かしたいな。
お願いします!