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あちら立てればこちら立たず。

誰かの頑張りを認めた時、素直に『素晴らしいね。』と讃えたいと思っている。

なぜなら人間は誰もが『他者から認めてもらえること』を欲する生き物だと思うからである。

讃えたい人に賛辞を贈ることは自分自身も心地よい感情を味わうことに繋がっていて、良い気分の連鎖のようで私は好きだ。

しかし一方で、誰かを讃えることで傷つく人や落ち込む人がいることもわかっている。

素敵!

かわいい!

おめでとうございます!

言葉は其々でも、特定の個人に集団が心動かされている様を見ていると、むくむくと負の感情が出てきてしまうというのも人間なら持ちうる感情で、そこはそこで理解を忘れてはならないのだろうと思っている。

なぜこんなことを書いておこうかと思ったのは、昨日ある場面に遭遇して学ぶことがあったからである。

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