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所属会派の展覧会に足を運んできた。 今年は創立77年、展覧会は第70回の記念展という節目の年に開催される展覧会だということで、わが師匠の師であり、私が所属している書道会の創設者である上田桑鳩先生の小品展も特別陳列されるというので、これは是非とも見ておきたいと思ったのだった。 ちなみに上田桑鳩先生は、日本経済新聞の題字を書かれた書家であるが、この題字をご存知の方は日本にはたくさんおられると思う。 開催場所は神戸にある兵庫県立美術館である。 会場までの長い廊下は薄暗く
本日は所属会派の研修会に参加した。 木簡を学ぶのが目的である。 紙がない時代に、木に文字を書いたのだという。 木簡の書体は起筆がとにかく独特で、かなり苦戦したのである。 午前10時から午後16時まで。1時間の休憩を取っても5時間ひたすら木簡を臨書するのは体力を消耗する。 今回の研修会は総勢40名ほどの参加だったが、教授クラス以上の手練ればかり。 私など子ども状態である。 「完全に浮いてるやん……。」 泣きそうになりながら必死で書き続けた。 「雲泉、ちょいちょ