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冬のともしび⑧  弘前の趣のあるのカフェ

11月末の青森県弘前市の天候は不順でした。
雪、みぞれ、雨、晴れと目まぐるしく変わりました。

弘前で、カフェの出来るお店を探していたところ、レトロなお店、雰囲気のあるお店、歴史のあるお店が多い事に気が付きました。
弘前では、予防薬としての珈琲が「喫茶店」の始まりだったようです。

今回は、弘前公園近くの趣のある「大正浪漫喫茶室」に伺いました。

お店全景
紅葉を望む
喫茶室からの眺め
弘前生シードル
喫茶のナポリタン
珈琲
太陽が顔を出す(店内より)

150年前、幕府の命令により北方警備のため、弘前藩士が寒さやビタミン不足による不治の病、浮腫病の予防薬として配給したのが珈琲と言われています。
珈琲が浮腫に効果があると1803年には発表されています。

庶民としては初めて珈琲が飲まれたのだそうです。
大正以降、和服にエプロン姿で珈琲を振る舞う「カフェー」が流行ったそうです。
そのため、弘前には歴史のある喫茶店が多く、東北最古の喫茶店は「万茶ン」だそうです。
とても素敵な喫茶店が多かったので、ゆっくりと喫茶店巡りをしたいなと思わせてくれる地でした。
ありがとうございました。
                           御室文美子


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