詩ことばの森(277)「秋の記憶」
秋の記憶
秋の水の潤しさは
観る人の目も心も和ませる
紅葉を浮かべている
澄んだ水面に
いつか見たひとの
目の輝きを思い出した
まだ若かったころに
眺めていた秋の世界は
とても美しかった気がして
なんだか悲しい気持ちさえ
胸のあたりから沸いてくる
秋の水の色は
鮮やかで 儚さを浮かべた
記憶の中に 今も浮かんでいる
(森雪拾)
秋の記憶
秋の水の潤しさは
観る人の目も心も和ませる
紅葉を浮かべている
澄んだ水面に
いつか見たひとの
目の輝きを思い出した
まだ若かったころに
眺めていた秋の世界は
とても美しかった気がして
なんだか悲しい気持ちさえ
胸のあたりから沸いてくる
秋の水の色は
鮮やかで 儚さを浮かべた
記憶の中に 今も浮かんでいる
(森雪拾)