TR@INing

街を得体の知れない化け物が襲っている。「出てきやがったな!」白ラン姿の男が両手を回転させSの字を書くと,白いイカが飛んできた。

「行けるか!イカイザー。」

「おう!良いぜ。北斗!」

北斗と呼ばれるその男は,白いイカから黒い物体を取り出すと地面に叩きつける。

「この街の平和は俺が守る。イカイザーZERO!」北斗の纏っている漆黒の鎧は基本の形であるが,決して弱くはない。

「ヤッテシマエ!」トップの命令により敵は北斗の方に向かっていく。

「来るか。相手してやる!」北斗は漆黒の拳を敵に向けて殴る。一撃で相手は倒れる。

「こんなものか。覚悟しろ!そこのお前!」

「何!我が精兵たちが破られるだと。ブルードラゴン様直々に相手してやるわ!」手には杖を持っていた。

「イカイザーソード!」北斗の命令によって刀を召喚し,敵と一対一の攻防が続く。

「こんなところで負けるわけには行かない。俺は北闘会のトップだからな。」

「何やそれは。…….グッ。貴様何者だ。」「俺は,新函館北斗。北の大地を護りし漢だ。」

敵であるブルードラゴンは影も形もなく消えていった。新函館北斗がイカイザーになってまだ半年である。

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