人生なんてほぼ命懸けのゲーム。無理ゲー生きてる？
人生はゲームだ！
なんて言ったら、世の中の頑張ってる大人はなんて舐めた事言ってんだと呆れることだろう。
しかし、今朝方、連日の睡眠不足を抱えながら車の運転をする中、突然目の前の車が車線変更してきてあわや！となった瞬間、上手く回避出来た自分に驚きながらそう感じてしまった。
運転はまさに命懸けのゲーム。一瞬の判断と経験が無ければ回避出来なかったかもしれない。もちろん車を操るためのある程度の技術も必要だ。
しかしそれは、自動車の免許を取るために何度も練習を重ね、初心者マークをつけながらベテランドライバー達の優しさに守られながら運転経験を積み重ねなければ、手に入れることは出来なかったはずだ。
現実の自動車の運転をゲームと表現するのはいささか乱暴だとは思うが、睡眠不足の上、なかなか脳の活動がオフになってくれない私の脳内では当たり前にそう思ってしまったのだ。
先週頭から持病の喘息発作は悪化の経緯を辿り、この1週間毎日1時間くらいの睡眠しか取れてない。そろそろ頭のスイッチを切りたい。スイッチつけて欲しい。
喘息治療のため、毎日点滴と吸入を行うために運転して通院せざるを得ないのだが、もちろん睡眠不足での運転は危険を伴うので出来ればしたくない。しかし、ど田舎では病院までいく電車もバスもない。それも致し方ないのだ。
しかし、私は車の運転は好きだ。
自家用車はオートマティックだが、出来ればミッションに乗りたい。色々と操作が多いところが好きだ。ボタン１つで簡単に運転出来ないところが面白い。状況によるギアチェンジやクラッチの扱い方、微妙なペダルの踏み加減。時々失敗してエンストを起こしたり、立体駐車場で後ろに下がりそうになりヒヤヒヤする事もあった。だが、そのうちそんなミスも少なくなる。すると、だんだんと楽しくなる。
ふと、もしかしたら人生もまた、そうなのではないかと感じた。
私はアクションゲームが好きだ
過去に一番ハマったアクションゲームは、クラッシュバンディクーという一時期流行ったタイトル。
最近PS4版で1.2.3シリーズをまとめたタイトルが発売され、さっそくやり直してみたが、1が海外版からの移植データのため、オリジナルの何倍も難しくなっており、全てのダイヤを集めることは断念してしまった。
タイムアタックなども基本的に難しいが、ゲーム好きな人なら分かると思うがその難しい、なかなか出来ない、悔しいが、面白い！に繋がるのだ。
アイテムを取るために様々な技を組み合わせて取ったり、行き止まりかと思って足を踏み入れた先に秘密の通路があり、特別なアイテムや抜け道を見つけたときの喜びと興奮、感激。
そういう時はゲームクリエーターに大感謝し、改めてゲームの楽しさを噛みしめる。
私の人生は、今までなにもかも上手くいった試しがない
何かを頑張ろうとすると、いつも体調を崩したり妨害が入ったりと、なかなか目的を達成する事が出来ない事が多い。挫折を繰り返し、自信を失い、ますます何かに頑張るのが嫌になっしまった。この数年なんて、死ぬまでの残りの人生をどうやって消化して行けばいいのか、生きるのは面倒臭いな〜、なんて思いながら生きていたくらいだ。うつ病になると、毎日死ぬ事しか考えなくなるし、死ぬ事が悪いことだとすら思わなくなる。だから思わず死にたいと口走ってしまうのだ。
しかし、もちろんそれはただの言い訳だ。
私は遠距離恋愛中の彼氏のことを、散々文句言っているが、自分自身の事も相当格好悪い人間、捻くれた人間だと思っている。
例えばこのnoteを利用して様々なコラムや文章を発信している方々で、たくさんの支持を得られるような人は、その文章からその人の人柄や人格が滲み出して見えるから、素敵な人格者なのだろうなと感じる。大人だな、豊かな人生経験を重ねて来られたんだらうな、そんな気持ちでいっぱいになる。
私は最近占いにハマっている
信じるか信じないかは別として、この世界には様々な占いがあり、生年月日や名前だけでその人の運命が分かるという定義なのが面白い。
同じ日に同じ病院で生まれた同性の人間だって、同じ人生にはならないのに、ましてや星座や血液型で占うというのは余りにも無理がある。
数多の占いの中でも、統計学といえる手相や宿曜占星術や四柱推命などは特に関心がある。
手相は自分の意思が大きく現れるし、実際にどんどん変わっていく様が信憑性を感じる。自分で自分の運命を変えられるというスタンスが好きで、一時期自分でも手相を勉強した。周りの人の手相も見せてもらったりした。
しかし、残念ながら一番知りたいはずの私自身の手相はどんな本を読んでも載っていない。わからないのだ。とりあえず、とにかく強運の持ち主で、スピリチュアルな事に関心もあり守られており、金運はあるが財運はイマイチで、障害だらけの人生で、結婚しても離婚するらしい、くらいはわかった気がする。しかしそれも、一番近いものとして判断すれば、であり、線が交錯し過ぎていて、なにがどの線かわからないから適当に判断している。
宿曜占星術は、遠距離恋愛中の彼との相性を占ったら、ボロクソで笑った。
確かなる当たっていると思える部分もあるが、不確定な未来のことに関しては判断出来ないので、ただの目安になるし、性格に関しても、相手の本性はもちろん、自分自身でもイマイチわからない部分もあるので、全て当たっているとは思えない。
四柱推命も同じようなものだ。自分はどういう特性の人間か書いてあるが、個人や流派によっても異なるし、とりあえずマイナスな事が書いてあると、自分の事を勝手に決められている気がして少し癪だ(笑)
しかも、相性占いなんかは占いによって最高と最低と分かれすぎていて笑ってしまう。四柱推命では彼とは最高の相性だと出た。一体、相性とは何なのだろうか。
上手くいかない人生。だから面白いのか？
先の占いで、私の人生は困難が多く常に苦労が絶えない、とあった。
既に理解している。
また、結婚運も無く、子供にも縁がなく、夫に苦労すると出た。
ならば結婚しなければいいのでは？
と思うが、一度くらいは人生経験として結婚してみたいとも思う。私のような自己中心的な人間でも、やがて成長し、自分以外の大切な誰かを思いやって生きてみたい願望はある。
我慢する事、待つ事、受け入れる事。
これらが出来るようになれば、あるいは結婚も考えられるのではないかとは思う。しかし、言うよりもはるかに難しいことだとも自覚している。
発達障害なだけではない、私自身の心の弱さは、なかなか一筋縄ではいかないだろう。
今回、遠距離恋愛中の彼との事で、変わらなければ！と決意したものの、この先また挫折を繰り返しながらそれでもこの決意を揺るがす事なく頑張っていけるのかと言われれば、残念ながらまだ確信は得ない。それでも今は、変わらなければ未来はないと痛感している。
元々強い心の持ち主が、大きな困難を乗り越えていくストーリーは、私は大好きだ。しかし、それは主人公が強い人間だから、最後には成功するとわかっているから安心して見ていられる。
途中で挫折しようとも、何処かで手が差し伸べられ、そして決意し、また勇敢に立ち向かっていく様に勇気をもらう。
しかし、私が主人公なら、そのようなストーリーを描けるのだろうか？という不安がよぎる。
わたしの人生が、他の人よりもずっと険しく困難な道だとしても、私はそれを進むしかないようだ。人生をやめるという事は、今すぐ死ぬという事。それしか方法などないし、だからと言って死ぬというのは残りの人生の苦しみが一気にくると感じるので、今はまだ耐えられそうにない。
ならばいっそ、自分の人生自体をクソ難しい無理ゲーだとでも思って、プレイしてみるのもありかと思ったのだ。
どうせいつかは終わるのだから、飽きたらすこし辞めてみてもいいし、また思い立ったら続きをプレイしてもいいし。
時間制限ギリギリまで、クリア出来ないか何度もトライしてみるのもアリなんじゃないかと思った。
ああ、やっぱり寝不足は辛い。。。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！