手すさび
アントニオ・R・ダマシオ著「感じる脳 情動と感情と脳科学 よみがえるスピノザ」「心を形成するもの」より引用
化学的、電気的現象のレベルで起こる微視的な変化もある。(一例をあげれば、光線の中のフォトンのパターンに反応する、分化した網膜細胞中の変化)また、(指の動きのように)裸眼でも見える、あるいは(皮膚のこぶしのように)指先で感じられる巨視的な変化もある。
仕事帰りにちょうど日の入りを見かけたので写真を撮った。父親が昔、よく遊びに連れてってくれた浜辺だよ。ここで児童期を過ごした。綺麗な場所だと思う。中国とか韓国語のラベルのゴミの漂流物が多いけどね。そーゆー浜辺なんだよ。
同本より引用
イメージもまたリアルである。しかしながらイメージは対象の鏡像ではなく、対象によって<誘発された>脳の構築物である。対象の像が網膜から視覚皮質に光学的に伝達されてはいない。光学的プロセスは網膜で終わる。その先にあるのは、網膜から大脳皮質で連続的に生じる物質的変換だ。