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【読書メモ】知識を操る超読書術

知識を操る超読書術
著者:メンタリストDaiGo
出版社 ‏ : ‎ かんき出版
発売日 ‏ : ‎ 2019/11/20

【まとめ】
①本を読み始める前に、この本から得たい情報を明確にする。
②自分の言葉で要約し、構造化して理解する。
③本の内容から、自分なりの答えを作る。
理解したこと考えたことを他人に説明する。


【読む前】
◆予測読み(プレディクティング:Predicting)
本を読み始める前に、その本にどのようなことが書いてあるのか予測する。

・本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、本を読む前に7割決まる。
・脳は意味のある文章に惹かれる。
・心理学で「カラバース効果」と呼ばれる現象で、脳は1つのことを意識すると無意識のうちにそれに関する情報を集め認識するようになる。
・予測と違い意外性があるほど記憶に残る。



【読みながら】
◆視覚化読み(ビジュアライジング:Visualizig)
ストーリーのない実用書などは、構造化することで、ビジュアル化する。

・「前提」「解説」「結論」にまとめる。
自分が求めている内容を「前提」、読んだ内容を「解説」、誰かに話すことを想像しまとめた内容を「結論」として要約する。
・その後、マインドマップに書き出し、読み返し構造を理解する。

◆要するに読み(サマライジング:Summarizig)
今ある自分の知識、体験と繋げながら自分の言葉で要約する。

・短く感想や印象を書き添えるのも良い。



【読んだ後】
◆質問読み(クエッショニング:Questioning)
読んだ内容(インプット)に対して、質問とその回答(アウトプット)を作る。

・例えば、「周囲の人にこの本を勧めるとしたら何を取り上げるか」、「本のレビューを書くなら」、「本のタイトルを付け直すとしたら」という視点で、自分なりの答えを考える。
・アルベルト・アインシュタインの言葉「6歳の子供に説明ができなければ、理解したと言えない。」
・ワシントン大学の実験で、実際に教えたかは関係なく、「教えるつもりで読む」だけで記憶への定着率が28%上がることが判明。
・アウトプットを想定しない読書は、分かっていると思い込んでいるに過ぎない。
・記憶は、思い返す度に強化される。
・復習のタイミングは、忘れた頃に。


◆SPICE
オックスフォード大学教授の心理学者ケヴィン・ダットン博士が『人をその気にさせる説得の公式』としてまとめた5つの要素。

・Simplify(単純化)
単純なメッセージにまとめて伝える。

・Perceived-self-interest(お得感)
聞き手の利益を意識して伝える。

・Incongruity(意外性)
意外事実と一緒に伝える。

・Confidence(自信)
自信満々に伝える。
※ハロー効果(相手の全体的な印象を、目立つ一部の特徴によって決めてしまう心理のこと)が深く関わっている。

・Empathy(共感)
共感を入口に伝える。

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