【読書メモ】知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~
知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~ (光文社新書)
著者:西林 克彦
出版社 : 光文社
発売日 : 2021/10/19
・知識は、ほとんどが「知ってるつもり」。
・「知ってるつもり」になる理由は、日常の行動が問題解決の連続であり、その解決のために知識が使われるから。
・問題解決に使える知識は、解決の道具として使えればいいのであって、特段問題を生じることがなければ、スムーズに問題を解決するため、深く考えたり、問い直されることなく使われる。
・例えば、どこかで待ち合わせの約束をしだとして、待ち合わせ場所まで電車で行くのに、電車がどうやって動くのかとかいちいち理解する必要がないからだ。
・要は、定義だけを知っていて、周辺知識がなくてもそれで間に合っているということ。
・周辺知識がある場合、知らない領域があることに気づきやすい。
・知識を深く知るためには、「驚き」が端緒になる。驚いたその場の事態を説明できる「論理」を作り上げることで知識は深まる。