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【読書メモ】一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく

一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく
著者:六波羅穣
出版社 ‏ : ‎ 知之鳥出版
発売日 ‏ : ‎ 2017/1/13

・記憶の定着には、感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つの段階を経る必要がある。

・ 感覚記憶とは、ごく短時間感覚にとどまる記憶のことで、通常意識されることはなく、注意を向けた情報だけが意識にのぼり、短期記憶にすることができる。

・短期記憶に入った情報は、音声的に繰り返したり、映像としてイメージしたりできるようになる。ちなみに、短期記憶は、何もしないと15〜30秒しか維持できない。
また、短期記憶には容量があり、いくつか説があるが、近年では4つ前後と言われている。

・長期記憶は、短いもので数分から数日。長いものだと、数年、数十年保存ができる。容量は無制限ともいえ、1ペタバイトと言われている。1ペタバイトは、1テラバイトの1000倍。広辞苑に換算すると3万冊分の情報を記憶することができるそう。

・短期記憶の情報を、長期記憶にするには、「一定時間後に思い出す」を繰り返すこと。 数秒〜30秒程度以内に複数回、 数分以内 、1時間〜1日以内 、1日後 、1ヶ月後のように。

・ 1日経っても覚えている情報は、その後時間が経っても覚えていられる場合が多く、1日、1週間、1ヶ月経っても忘却率はほとんど変わらない。
逆に、ほとんどの情報は、1日も経たずに忘れてしまう。

・もう一つ、長期記憶の中には、「手続き記憶」というものがあり、体が覚えているような記憶のこと。
例えば、箸の持ち方とか自転車の乗り方など習慣に関するもの。

・手続き記憶は、間隔を空けずに、反復練習するだけ。

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