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11月の終わり

気がつけば11月が終わろうとしている。
おそらくこの調子で過ごしているとあっという間に年が明けてしまい、色々の事情から妻子が自身で手配して「自力でどうにかしよう」と準備している成人の集いを迎えることになる。

「自力でどうにかしようと」ってところがポイントで。
具体的には。
着付けを除いて、物品の購入やら手配、あるいは撮影を「自力で」賄おうとしている。つまり、
着付けたあとの撮影も自力で、ということ。

大方の予想通り、
「カメラ持ってるんやから、あんたが撮ってよ」(いささかの怒気含み)
となってるわけで。

私はというと、「成人の集い」を含むその手の通過儀礼というか、集まりというか、まぁ要するに「なんちゃら式」みたいなものには皆目興味がないし、今までも、そしておそらくこれからも、全く重きをおいていないので既にげんなり。

大体、普段どんな写真撮ってるか知ってるやろと。
ほとんどリミナルスペースも同然の写真ばっかりやろと。
レンズのスペックで遊んでるだけで写真の腕はこれっぽちも無いぞと。
人物撮ることなんぞ年に1回も無いやんけと。
スマホで撮ってるのも「猫下手くそ写真選手権」」みたいになってるぞと。

ともあれ、今更撮影の予約も出来ようはずもなく。
手元にあるレンズを並べ、まじまじと眺めながら考える。

  • SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM

  • PENTAX HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

  • PENTAX smc DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED[IF]

  • SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM Art

  • PENTAX HD DA 40mmF2.8 Limited

  • PENTAX smc  FA 50mmF1.4

  • PENTAX HD DA 70mm F2.4 Limited

  • PENTAX smc PENTAX-D FA Macro 100mm F2.8 WR

  • PENTAX HD DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

  • Kenko KF-M400PNII F8

ポートレートなぁ……
正直、どれ使って撮るともなぁ……
少なくとも、魚眼や超広角、あるいはカリカリに撮れる18−35じゃないしなぁ。。。

てなことで。
そもそもポートレート写真てなんやねんというところから、始まって、よっぴいて色んなサイトや、過去の仕事の資料、とにかくいろんな写真を見る。
自分で撮れるか撮れないかはさておいて、見る。

その昔、シャッター代が出せんということもあって、ロケ先でモデルを撮ってる脇で物撮りしてたら、
「そんなカメラで撮れんの?」と鼻で笑われたことを思い出したり、
「構えるのに何人もに手伝ってもらわないと撮れないほど不器用ってわけでもないんで」と返してロケ隊が地獄の空気になったことを思い出したり。
……傅けとは言わんが、仕事出してる側なんやけど、こっち。


ともかくも。
撮れる撮れないはさておき。
この目で見てきた幾人かの撮影機材を自分に置き換えた場合のシミュレーションは済んだ。大体取れ持っていくかは決めた。
近々こっそり練習はしておこう。
ただ、真冬に野外でカメラ操作をすることを考えると、できるだけレンズ交換したくないし。

ということで。
来週にはPENTAX- HD DA 20-40mm F2.8 ED Limited DC WRが手元に届くことでしょう。

なんだかんだ言っても、どうぜ超広角と超望遠以外は持っていくことになると思うし。

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