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sou-mu night Tokyoに参加して
総務の皆さんが集まるイベントに参加してきました。
50名ほどの方がいらっしゃいましたが、年齢層が若い総務の方ばかりで驚きました。
通常総務といえば、比較的年配者の男女構成になるのですが、50・60代は一人だけ?で、ちょっと場違い感はありました。
主催者の方のお話と進行で大変盛り上がり、途中、Excelの使い方(というか、そもそもツールとしての考え方)を根本から指導してくださる方のお話しなどもあり、プログラムも盛りだくさんでした。
グループディスカッションでは、自己紹介から始まり、皆さん個別に質問し始めると、なかなか話が止まらなくなり、大変な賑わいでした。
総務という部門では、自分の目線がどうしても社内に向かってしまいますが、他の部門部署とは交流するというよりはリード役になったり、相談をされる感じが多いかと思います。
そして、総務の側から相談したり交流を求めることは、まずありませんし、社外との交流ができる「総務学会」のようなものもないので、このような機会は本当に貴重です。
特に年配の総務ともなれば、気持ち的にも内外との交流を敬遠する傾向すらあります。しかし、総務としても進歩や進化のためには、新しいインプットは必要なことであり、刺激にもなりますし、気付きにもなります。
また、アウトプットとして、誰かの役に立つこともあることでしょう。職業柄の総務は、誰かの役に立つ事でやりがいを感じてしまうので、このような総務の集まりはもっともっと必要な場になると思います。
そんなsou-mu night Tokyoでは、皆さんネタが尽きる事なく、2時間という時間もあっという間だったことでしょう。
若い総務の方々と話をして思ったのは、IT企業やスタートアップの総務が多く、50人から100人の社員を1人〜2人で面倒みている方が多かったことです。
それも、総務という名のもとに、人事も労務も、経理や法務まで、こなさなくてはならず、まさにオールマイティーなスペシャリストで、誰にでもできることではないと感じました。
まして、上司が総務専任や総務出身ではない場合、本業とは離れた総務のやることは、なかなか理解されないので、予算獲得や実施提案内容の説明・説得をするのもひと苦労と言う方が多かったようです。
そこで、せっかくこのような集まりがあるのですから、情報交換しながら、役員への説得資料や稟議資料、予算資料に、他社の情報などを材料として活用してみてはどうでしょうか。
他社では社員のためにこのような事を、このくらいの予算でやってますよ。そして、こんなに効率が上がって、こんな効果があったそうです。と書いたり説明する事ができます。
経営者は、他社の経営と比較されることには、すごく敏感です。売上や市場規模、シェアなど、常に他社と比較しています。株主や社員の顔色も見ています。
資料には、社員も喜びますし、株主向けに対外的な宣伝もできて、優秀な社員獲得にもつながります。などと言えるような書き方にすると、説得もしやすいですし、うまくいけば、総務の仕事の効率化にもつながります。
すいません。年寄りは、またまた楽しい集まりをクドイ話に変えてしまいました。
若い総務の方々の支える会社が、これからの日本を支えると思うと、本当に頼もしい限りです。
また、機会があれ参加させていただきたいと思います。主催された皆様、楽しい時間をありがとうございました。