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ファンになる
総務で働くひとの多くは、会社のファンであり、働く社員のファンになっていると思います。
もちろん初めからそう思っている人は少なく、会社なんてそんなに好きじゃないよという人もいるとは思いますが。
「ファンになる」とは、好きや嫌いというよりは、応援したい、頑張ってほしいと願う気持ちだと思っているのですが、会社を盛り上げたい、頑張って働いている社員の皆さんを応援したいと思えばこそ、総務もいろいろ耐えることができ、頑張ることができるのではないかと思うのです。
役員から怒られようが、社員の皆さんから厳しい指摘を受けようが、それでもみんなのために、会社のためにと考えることができるのは、会社や社員のファンになっているからではないでしょうか。
ほかの会社の総務の方とお話をする機会があったときに出た話ですが、
「何人かの社員が総務の部屋に入ってくるなり、けんか腰で話しかけてきたり、怖い顔して理論武装してくるけど、初めから『総務は敵』と思ってやってくるみたいなんですよね」とおっしゃっていました。少ないですけど確かにいます、こういう方。
そんな時でも、総務はまずはお話を聞きましょうと、落ち着いて話しかけていると思います。
敵対視したり、理論武装して対峙するのではなく、傾聴の姿勢で臨んで、一緒に考えて問題解決を図ろうとします。
「総務のお客様やユーザーは社員」とはいうものの、見返りのお金を支払ってもらうわけでもないのに、社員と親身に接することができるのは社員のファンになって、社員の役に立ちたいと思っているからです。
そして、社員や役員の皆さんには、総務のファンになって欲しいと秘めたる想いも持っていたりします。
感謝してもらうことや褒められることは、もちろん嬉しいのですが、その一瞬よりも、いつも総務のファンでいてもらいたいと思っています。
次は何をしてくれるのかと期待され、応援してもらうことで、なんの報酬を期待することもなく、きっと頑張ることができます。