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カフェイン自殺失敗①(救急搬送編)

こんにちは。
この記事では、9月某日にカフェイン剤を80t飲んで自殺を図ったその日の、飲んでから運ばれて意識が無くなるまでの状況を書きます。
思い出しながら日記に書いてたものを元にしているので箇条書きです。

⚠この記事は自殺を助長するものではありません⚠


13:30 エスタロンモカ80tとメジコン20tを飲んだ
頭の中でお前は苦しむべきだ、苦しんで死ねとうるさくて
唐突に、全てがどうでも良くなってしまった
飲まないと多分今後も言われ続け、抗い続け、そしていずれは負けてただろう

どうせ飲むなら死ねない量より致死量だろうと、24t入り×4箱 取り出した
4箱だと丁度80tくらいだろうと思ってたらまさかの96tだった(アホ)ので残り16tは机に置いておいた
メジコンは自殺を楽しませるための要員(メジコンほぼ未経験)


13:30 YouTubeのおすすめ欄に流れた適当な動画を見ながらエスモカ80tを流し込む
(人生最後の動画になるかもしれないんだからもう少し考えて動画を選ぶべきである)
家に誰もいなかったので咎められず飲めた
ちなみに野菜ジュースで流し込んだせいで後々野菜ジュースがトラウマになり飲めなくなった

飲んでる間も自分はバカだと思ってたし、飲みきったあともバカだと思っていた
途中で全て飲むのを躊躇ったがもう止まれなかった

「あ、あはは、飲んじゃった
本当、バカ、バカなんだな私は…」


13:40 バイト先にエスモカを飲んだことを連絡する
飲み終わった時点で怖くなったんだろう
誰かにSOSを求めた時点で死ねなくなるのは確定だが、死の恐怖に私は負けてしまった
電話した時まだ体調は大丈夫だった


14:00 頭痛、吐き気、気持ち悪い…
吐いても良いように袋を置き、リビングにつっぷす


14:30 悪寒、冷や汗、吐き気、ぐらぐら感
トイレで頑張って吐こうとするも吐けない(元から吐けない体質、人生で一度も吐いたことがない)
次第に膝立ちすら出来なくなり、トイレと廊下の狭間で倒れながらゼェゼェする
何度もトイレに顔を近づけ、吐こうと努力しても全く吐ける気配がなくて限界になって床につっぷすの繰り返し
猫がこっちを見てくる、ごめんねこんな姿晒して

悪寒がひどい
フローリングがあまりにも冷たくて、カーペットのあるリビングに移動する
スマホの上に吐くのが怖くてテーブルに置いていた


14:40 通院先の心療内科から電話が来る(バイト先と病院の連絡先は繋がっていた)
この時点で相当限界で、「テーブルの上のスマホを取って電話に出る」事なんか無理すぎて結構電話放置してた
放置しても全く切れる気配のない電話にまさかと思い、頑張って寝たまま電話に出たら病院だった
「そんな状態を聞いたら救急車を呼ばなきゃならない」と言われて安堵したような気がする
結局苦しくてたまらなかったし、死ぬのは怖かったんだ


14:50 救急隊員から連絡が来る
玄関の前で待ってろって言われて正気か?って思った、けど限界だったので「ぁ゙ぁ……」みたいな声しか出なかった
家の鍵も必要だろうなと思って頑張って立ち上がると、メジコンのおかげで身体だけ異様に軽くて
飛べそうなほどふわふわしながら2階に家の鍵を取りに行った


15:00 遠くでサイレンが聞こえる
このサイレンは私のために鳴らしており、今救急車は私のために来てるんだなとぼんやり思う
家の前でサイレンが止まり、ピンポンが押され、ドアがノックされ、救急隊員が3人入ってくる

開口一番「ODしちゃったの?」と聞かれる
「ぁ゙い…」と言うと、3人は呆れ顔で顔を見合わせ沈黙する

後から思ったけどこの状況普通呆れるよね
私が救急車呼んだ訳じゃないけど、事情を知らないと軽い気持ちでODしたらなんかヤバいかもってなって自分で救急車呼んだ勝手なやつに見えるよね…

この時ドア開けっ放しで、猫が逃げないか心配してた
人は限界の身体になると不安が変な方向に飛ぶ


身分証の場所と何を何錠飲んだか、吐いたかどうか、エスモカのシートの場所とか聞かれて答えると
1人が2階に上がって行った
そして身分証これ?と、私の身分証を掲げながらいつも使ってるバッグごと持ってきた

「家に誰もいない?」「お父さんとお母さんは今職場?」「ご両親の勤務先は?」と聞かれて
母親の勤務先を必死に言っても全く伝わらなくて、救急隊員の方が諦めてた

ふと見た私の腕の下、悪寒と死の恐怖からの冷や汗でフローリングに水たまりが出来てた


玄関先での会話は多分終わり、これ以上記憶が無い



気づくと私はゴム状の担架に乗せられ
救急車の中に運ばれていた、空と家が一瞬見えた
本当に一瞬だったのに、ゴムの臭いは後々しっかりトラウマになっていた

救急車の中の記憶も本当におぼろげ
機械がたくさんあったような気がするが、私は苦しかったのか横向いてたのであんまり見てない
とにかくどんな小さな揺れも気持ち悪くて、車の揺れに心の中で怒って(?)いた
救急車の中に小さく響くサイレンの音


移動用のベッドで病院へ行く外の道中の記憶だけある
病院の壁だけ見えて、雨が降っていた気がする


病院の中の記憶はもうほとんど無くて飛び飛び

運ばれてる間の病院の白い廊下
誰かに向かって叫ぶ看護師さん
運ばれた先の薬と消毒液臭い部屋
オペで使いそうな集合体がキモい照明
こっちを見て何かを質問する看護師さん
「大丈夫ですか?」「私が見えますか?」
「今から〇〇しますからね」…、
いつの間に来たのかこっちを見る両親…


メジコンのせいか、目を閉じても外の景色が目の裏に焼き付いていた
そもそもなぜ私は目を閉じてたのか?苦しくて目を閉じてたのか?そもそも自分はその時苦しかったのか?覚えていない
両親の「〇〇、分かる?」みたいな声が聞こえて、薄く目を開けたような記憶が最後


────────

その日の記憶はここで終わりです。


1人で薬を致死量飲めても、怖くなって誰かにSOSを求めてしまった時点で終わりです。
半端な覚悟で挑んでしまうと本当に、本当に苦しみます。多大な心配をかけ、多額のお金もかかります。

薬で死のうとするなら、スマホや電話から離れて、誰にも連絡せず、1人で耐え切る覚悟を決めましょう。



入院中の話はまた後ほど。

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