世界のお金持ちがこっそり明かすお金が増える24の秘密 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は経営コンサルタントであるサチン・チョードリーさんの『世界のお金持ちがこっそり明かすお金が増える24の秘密』の一部分です
▪︎著者であるサチン・チョードリーさんとは?
サチン・チョードリーは日本が大好きなインド人であり、パナソニックや日産、東芝などの大企業で金融や経営のアドバイスをしています
コンサルの仕事以外でも不動産や株式で莫大な利益を上げており、さらに自分自身でもいくつもの会社を経営しています
▪︎お金との向き合い方
・お金が大事だと学ぶ
日本人の多くがお金を悪だと思ってしまっている背景には子供時代の教育が関係していると著者であるサチン・チョードリーさんは言っています
『誰が触ったかわからないお金を触ったら手を洗いなさい』や『お金がありすぎるとろくな人間にならない』などの言葉を耳にしたことはありませんか?
日本人と違い、インドの子供たちは『お金は大事』と教えられています。家ではお金持ちを見習いなさいと言われて育ち、家族で遊ぶ時も億万長者ゲームでお金の大切さを学ぶそうです
世界中でインド人の大富豪が続々と誕生している背景には子供時代に植え付けられた固定観念によるものです。今からでも固定観念を変えていきましょう
・老後の心配よりも今は行動する
日本人は老後の心配をしすぎです。大切なのは情報に振り回されて無駄な心配をしないことです
老後が心配なのであれば、『老後が不安』とぼやくのではなく『どうすればそのお金が作れるか』考えて行動に移すことです
具体的には自分なりの老後の生活費を計算し、必要なお金を作るための計画を立てて行動に移すことで老後の不安は無くなりますよ
・レベルの高い人と仲良くなる
著者であるサチン・チョードリーさんがインタビューしたインドの大富豪は子供の頃からご飯を食べる時の会話が株や為替など経済の話ばかりだと言っています
大富豪の教えによると、10代で大切なことは慎重に友達を選ぶことです。『一緒にいて勉強になる人』という基準で友達を選ぶことで自分を成長させるきっかけになります
お金持ちになりたければお金持ちから知恵を学ぶことが1番の近道です
・お金の知識を身につけて実践する
30代になれば結婚したり、子供ができたりして家族が増える人が多いです。『ひとりだからどうにいでもなる』と考えていた人でも、お金に対して真剣に考える時期になります
著者が言うには銀行や証券会社の無料セミナーは将来の不安を煽る傾向があるので有料セミナーに参加する方がオススメだと語っています
怖いと思うのは知識と経験がないから起こることです。だからこそ30代までの間にしっかりとお金の知識を学んでおいて実践することはとても重要です
・自分の中の神様を起こす
インドには『自分の中の神様を起こせ』と言うことわざがあります
自分のことを助けてくれる神様は自分自身の中にいる、つまり誰にでも自分に合ったやり方や仕事があり、自分に合っていることに出会えれば神様が起きて上手くいくという意味です
・トリプルSを習慣にする
著者が100億以上の資産を持つ大富豪100人以上とあって話してきた中で共通することが『トリプルS』だと言います
『トリプルS』とは『Speed:速さ』『Strategy:戦略』『Smart:賢さ』の頭文字を取った言葉であり、どんなことにもスピーディーに取り組み、戦略を練って情報に敏感になり賢く行動することです
特に大富豪が重要視しているのが『Speed:速さ』です
appleの創業者であるスティーブ・ジョブスもスピードにこだわったことで有名であり、何かに取り組もうとする時、数年、数ヶ月という単位ではなく常に数週間、数日という単位で予定を組んでいたそうです
スピード感を出すために重要なのは、自分の枠を超えた思考をすることです。例えば、目標設定の期間を今までの1/6に短縮して考えたり、今まで1時間かけて行っていたことを10分で終わらせることができないか考えていきましょう
▪︎【結論】老後の心配ばかりしても何も解決しません
心配ばかりしていても何も解決しません
学んだことを行動に移して、なおかつスピード感を意識していきましょう
老後が心配なのであれば、『老後が不安』とぼやくのではなく『どうすればそのお金が作れるか』考えて行動に移すことです
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