現役大学教授が教える「お金の増やし方」の教科書 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は青山学院大学大学院の教授である榊原正幸さんの『現役大学教授が教える「お金の増やし方」の教科書』の一部分です
▪︎株式投資で安全に資産を築く方法
・老後の資金は株式で稼ぐ
これからの世代はおそらく年金だけでは暮らすことができません。だからといって貯金を切り崩すだけでは資金はどんどん減ってしまい、いずれ限界が来てしまいます
そこでオススメなのが『株式投資』です。株式投資は危ないイメージがありますが、それは大儲けを狙おうとするからです。当然、ハイリターンを狙おうとする分リスクは高まっていきます
今のうちから株式投資を勉強し、実践していくことで堅実に資金を増やして老後もお金を増やし続けならが安定した生活を送ることが可能になります
・資金を作るために副業をする
株式投資を始めるためには原資を作る必要があります。まずは今よりも収入を上げていくために1番現実的な方法として『副業』をすることが挙げられます
年収を上げるために残業したり、何かの役職に就いて役職手当てをもらったとしても増える収入は月に3万ほどです
個人で新しいビジネスを立ち上げた方が収入を増やせる可能性は圧倒的に高くなります
・副業の収入は使わない
副業によって収入を得れるようになったら時に意識して欲しいこととして『副業で得た収入には手をつけない』ことです
お金持ちになりたければ『今あるお金を使っていこう』という思考を捨てる必要があります
つまり、本業の収入の範囲内であれば好きなことをしてもいいですが、副業の収入は完全に株式投資の原資として使っていくということです
・投資の利益は再投資する
株式投資で重要なのは『投資で得た利益は株式に再投資しなければいけない』ということです
例えば、元金100万円で投資した場合、10%の利益が出たとします。その10万円を元金にプラスしてまた10%の利益が出れば、今度は11万円の利益になります
さらにその利益を再投資すれば利益はどんどん大きくなります。これを続けていけば利益がさらなる利益を生む状態を作り出すことが可能になります
・パッシブ投資で2つの利益と取る
この本で紹介されている『パッシブ投資』というのは、『配当』と『売買益』の両取りを狙おうとする方法です
株式というのは、同じ銘柄を一定数以上持っていることで1年に1〜2回程度その企業から株式に利益の一部が支払われます。これを『配当』と言います
株価に対してどのくらいの配当が支払われるのかの率を『配当利回り』と言いますが、『パッシブ投資』はこの配当利回りが高くて安定している企業に絞って投資をすることです
・パッシブ投資は取り組みやすい
株式取引というと毎日株価の値動きを見ながら売ったり買ったりを切り返すイメージがありますが、『パッシブ投資』は1年に1〜2度ある配当をメインの収入として運用するので半年〜2年くらい長期で株を持ち続けることになります
つまり、日々の値動きをいちいち気にする必要はありません
企業の業績チェック、株価の確認などの面倒な作業は決算発表前の節目だけに行えばいいので圧倒的に手間がかからない投資法になります
・配当が安定している企業に投資する
『パッシブ投資』は配当を受け取ることを主な収入源とするため、高配当かつ長期的に安定して配当をもらえる企業に投資することが大事になります。なのでどこの企業に投資するかが鍵を握ります
どこの企業に投資するかを決める時は、企業の過去の配当実績を調べていきましょう。できれば過去20年くらいまで遡って調べて下さい
・配当を重視しすぎない
『パッシブ投資』は配当をもらうことをメインとする投資法ですが、売るべき時に配当のことばかり気にしてしまっていては売ることができなくなってしまいます
多くの人は配当をもらうために株を保有しますが、配当の権利がつく日に向けて株価は高くなりやすく、配当をもらった翌日には一気に株価が落ちることが多いです
もし、株価が目標の額に達したらさっさと売ってしまうのが得策ということになります
配当の利回りの高さは『買いの根拠』にはなりますが、『売らない理由』にはなりません。売るべき時が来たら、すぐ売っていきましょう
▪︎【結論】貯金していてもお金は増えない
ただ貯金をしていてもお金は全く増えていきません
お金をどんどん働かせて資産を増やしていくために投資が必要になります
この本では株を使った安全な資産形成の方法について紹介されています。著者である榊原正幸さん自身も『今までにこの方法で失敗したことはない』と言っています
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