面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は立正大学客員教授で心理学者の内藤誼人さんの『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』の一部分です
▪︎めんどくさい仕事に取り組めるようになる方法
・下準備に時間をかける
仕事には必ず下準備が必要です。やることの段取りに時間をかけましょう。準備のための時間は作業中に発生する余計な手間を減らしてくれます
例えば、電話をお客さんにかけるとします。かける前に話したいことをあらかじめ整理したり、聞かれそうな質問の答えを用意しておくことで『電話を掛け直す』という手間を防ぐことができます
優秀な営業マンというのは仕事に取り掛かる前にしっかりと下準備をしているものです
・2割の仕事に全力で取り組む
全部の仕事を100%の力で頑張るのは困難です。自分がやるべき仕事に優先順位をつけて、その中で特に大事な2割に全力を注ぐようにしましょう
イタリアの経済学者であるヴィルフレド・パレードは『仕事の成果の大部分は全体の2割の仕事だけが生み出していて、残りの8割の仕事にはあまり意味がない』という言葉を残しています
大切な仕事がどれか見極めて100%の力で取り組むようにしましょう
・作業は全て1回で終わりにする
面倒な仕事を途中で放置してはいけません。一度決めた作業を『後でやればいいや』と途中で終えて細分化するのは何度も面倒な思いをするだけで膨大な時間をかけてさらに面倒にするだけです
例えば、メールの返信を面倒だからといって『後で返そう』と放置したとします。返信の際にもう一度メールの内容を確認したり、返信を忘れてしまったりとさらに面倒なことになりますよね
作業を途中で終わりにすると『前回どこまでやったっけ?』と毎回確認しなくてはいけないので1回で終わらせるようにしましょう
・仕事を終える時間を決めない
仕事をするときは絶対に終わりを決めましょう。時間をかければ良いものが出来るということはありません
人間は終わりの時間を決めなければダラダラと同じ仕事を続けてしまう生き物です
ボーリング・グリーン州立大学のハワード・ロスステインによると、人間は『時間的プレッシャー』を与えられることで効率的なやり方を自分なりに考えて実行するようになります
・100点を目指そうとしない
『完璧にしないといけない』という精神的なプレッシャーがかかってしまうことで力を十分に発揮できなくなるのが人間です
ケント大学のC・ベッカーはスポーツのアスリート535人に対し『どれだけ完璧主義なのか?』という調査を行いました。すると、完璧主義の選手ほど競争をすることに対して強い不安を感じていることがわかりました
何事も『ある程度失敗してもいいや』とリラックスして取り組むことが大切です
・重たいカバンを持ち歩かない
仕事用のカバンには最低限のものだけ入れましょう。人間は重たいものを身につけていると体も心も疲れやすくなります
身軽な気持ちで仕事に取り組みたいのであれば、いらないものを無くしてカバンを軽くしましょう
・他人から褒めてもらう
人間はどんなにやる気の出ない作業をしていたとしても、他人から褒めてもらえることで途端にやる気が爆上がりする生き物です
上司に『人間は褒められると伸びる生き物なので褒めて伸ばしてみてください』とお願いするのもありですね
・簡単な仕事から取り組む
仕事を始めるときは簡単な仕事から取り掛かることで勢いがついて難しい仕事にも助走がついた状態で臨むことができます
仕事が100あるとして、先に簡単な仕事を片付けて70終わっている状態で難しい仕事に取り掛かるのと、0の状態で難しい仕事に取り掛かるのとでは精神的にも大きく違います
簡単な仕事を終わらせて難しい仕事に挑戦したほうが心にも余裕が生まれますよ
▪︎【結論】コツを知るだけでめんどくさく思わなくなる
『めんどくさいこと』『やりたくないこと』はどうしても出てくるものです
仕事の要領が良い人たちというのは、めんどくさいと感じている仕事をめんどくさいと感じないやり方でこなしている人が多いです
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