怒らない習慣力 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は風水カウンセラーである種市勝覺さんの『怒らない習慣力』の一部分です
▪︎人間は心の枠からはみ出るとイライラする
私たち人間は心の枠からはみ出るようなことが起こると、怒りや悲しみなどの感情が生まれてしまう生き物です
簡単にいえば、許容範囲です。例えば、後輩がミスをしたとしても『誰でも最初はミスする』と予想の範疇の出来事であれば特にイライラすることはないでしょう
しかし、『出来て当たり前』と思っているのであればイライラという感情が生まれてしまいます
つまり、あなたがイライラするのは自分自身の心の許容範囲外であるということです
心の許容範囲を広げるためには考え方を変える必要があります
▪︎イライラしないために心の許容範囲を広げるコツ
・自力と他力の違いを理解する
自分が関与できることを自力と言い、自分には関与できないことを他力と言いますが、自分の感情をうまくコントロールできるようになるには自力と他力の違いを明確にする必要があります。自力とは、現在の自分の行動や考え方など今の自分自身に関することであり、他力とは他人や自分の未来、過去のことです。他人や自分自身の過去や未来に対して振り回されるよりも、自分ができる範囲である自力に集中すべきです
・『想定外=面白いことが起こった』と考える
心の枠が狭い人は完璧主義的な傾向があり、何事においても『こうあるべき』という思い込みが強く、他人の間違いや想定外の出来事が許せません。とはいえ、どんなに完璧な環境でも想定外のことが起こり得ます。完璧というのは存在しません。想定外のことが起きたら拒絶反応を示すのではなく、『面白いことが起こった』と考える癖をつけましょう。起こったことは変えられないので、自分自身の捉え方を変えていきましょう
・意識のフォーカスを変える
同じことでいつまでもイライラしている人は意識がその出来事に向き続けている状態です。意識を違うことに向けることで嫌なことをすぐに忘れることができます。例えば、美味しいスイーツを食べる、好きな本を読む、趣味に没頭するなど嫌なことから好きなことに意識を向けていきましょう
・結果や他人に期待することをやめる
他人にイライラする人は必要以上に他人に期待している人です。相手が予想と違う動きをすると勝手に裏切られたという気持ちになってしまい、イライラしたりがっかりするのが人間ですが、どんなことだって上手くいくことといかないことがあるように、コントロールしようとすると失敗した時にイライラしてしまいます。余計な期待は相手にも迷惑であり、自分自身のためになりません。他人にイライラしたら自分が勝手に期待していないか考え直してみましょう
・妄想しない
他人から何かを言われてイライラした時は主観で解釈しがちです。つまり、勝手に色々妄想してしまい勝手に思い込んでいるだけです。人間はイライラするとつい相手のことを『悪意を持った敵』と認識してしまいがちです。そのような認識を持ったままだと相手が言った言葉に対して余計な解釈を付け足してしまいます。他人から何かを言われてイライラする経験が多い人は相手の言葉をそのまま解釈できているか一度考えてみましょう
・自分ファーストにわがままに生きる
満たされていないと感じている人ほど、周りの人に嫉妬したり上手くいっている人にイライラするものです。やりたいことがしっかりできて、自分の生活に満足していれば他人の生活なんてどうでもいいと思えます。余計なことに振り回されてやりたいことが優先できていないと余裕がなくなってしまい、イライラしやすくなります。こうならないために『自分ファースト』で生きましょう。自分のやりたいことがしっかりできていれば心は満たされ自尊心も育っていきます
・常に正反対のことを考える癖をつける
常に正反対のことを考えて視野を広げることは大切です。人間は1つのことを見ているときは他の部分に目を向けられなくなります。何か嫌な考えが思い浮かんだ時は『そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない』と別の視点から同じ物事を見るように意識していきましょう
▪︎【結論】イライラした分だけ自分が損する
イライラする気持ちに振り回されていては、それが原因で仕事や人間関係のトラブルにつながってしまいます
イライラするのは相手のせいだと思いがちですが、勝手にイライラしているのは自分自身であり、『怒る』や『むかつく』といった反応は自身の受け取り方や考え方の習慣に原因があります
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