身銭を切れ 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は文筆家でもあり大学教授や研究者でもあるナシーム・ニコラス・タレブさんの『身銭を切れ』の一部分です
▪︎身銭を切ることで得られるもの
・身銭を切ると優れた知識を得られる
頭で考えるよりも実際に身銭を切って行動した時の方が得られるものは大きいです。『百聞は一見にしかず』という言葉があるように経験に基づいた知識は非常に価値があります
一回経験するだけで人から学んだ知識や頭で考えた推論より遥かに優れたものが手に入りますよ
・身銭を切るから本気になれる
『失敗しなければ何かを失う』という状態でないと本気になることができません。人間はリスクを取らない状況を退屈に感じてしまいます
無料の教材だけで勉強するよりも実際にお金をかけて揃えた教材で勉強した方が一生懸命勉強する気になれるように、本気になりたけkれば身銭を切りましょう
・失敗の傷跡は挑戦の証拠になる
もし失敗したとしても『身銭を切って行動した』という証拠として残り、周りの信頼を得る強い武器になります。リスクを恐れずどんどん挑戦しましょう
そもそも挑戦しなければ失敗することはありません
・身銭を切らないと同じ失敗をする
『痛みは学びを助く』という言葉があるように、人間は失敗して痛みを感じることでそこから学び成長していきます。嫌な経験や何かを失うと『次は同じことにならないようにしよう』と必死に改善するでしょう
・他人の忠告を真に受けるべきではない
『あなたのため』という言葉を使う人間のアドバイスは真に受ける必要はありません。アドバイスや忠告をしてくる人には裏があります
例えば、保険の営業は『あなたの将来のためですよ』『病気になったときに困るので言っているのです』と親身になって見えますが、それは親切心から言っているわけではありません。保険を売れば得をするのは営業です
忠告をするのは自分が得をしたいからです。アドバイスを生業にしている人間のアドバイスは真に受けないようしましょう
・自由を得るためには身銭を切るべき
身銭を切るものだけが自由を手にすることができます
例えば、本業で独立できるくらいの能力を身に付けたり、別の分野で副業をはじいめてみるのでもいいでしょう。会社という飼い主がいなくなっても1人で生きていける力を今のうちから身銭を切って身に付けておくことをオススメします
▪︎【結論】リスクを背負うことから逃げると後悔する
リスクをとるのは失うことばかりではありません
むしろリスクを覚悟して行動しなければ得られないものもあります
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