仕事なんか生きがいにするな 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は精神科医である泉谷閑示さんの『仕事なんか生きがいにするな』の一部分です
▪︎現代の『うつ』の根本原理とは?
そもそも、私たち人間は生きる意味を感じないと生きていけない動物です。なのにも関わらず、親や社会から求められることを自動的にこなしている人が多いです
人生の意味など考えずに日々をこなすように生きることはある程度までできますが、私たちの心はいつまでも『こなすように生きる』ことを
続けてしまっては心も限界がきてしまいます
我慢をし続けた結果、心と密接に繋がっている身体にシグナルを送り始め、下記のような症状が起こってしまいます
これらのシグナルを無視し続けてしまうことで、心や身体がストライキを起こし、『うつ』になってしまうということです
現代で多くの人が発症している『新型うつ』は仕事や勉強には支障が出てしまいますが、それ以外のことは問題なくこなせる場合が多いです
客観的に見れば、人生を順調に歩んでいるように思えますが、内情は生きるモチベーションがなく、困難に直面してもなかなか乗り越えることができません
長い間、自分の心の声を聞かずに過ごしてきたため、『何がしたいのか?』『何が嫌なのか?』という問いかけに対しても明確な答えは出るわけもありません
▪︎『意味』と『意義』の違いとは?
先ほど、人間は『生きる意味』を感じられないと生きていけないと解説しましたが、ここでいう『意味』とは一体なんでしょうか?
まずは、この『意味』というものを明確にするため、『意義』について考えてみましょう
私たち人間は何か物事を始めるにしても、『やる価値があるか、ないか』で判断してしまいます。価値があるからやる、価値がないからやらないという考え方こそが、『意義』という言葉と密接に関わっています。うつ病になってしまっている人というのは、働くや学校に行くといった『有意義』なことができなくなった自分に対して『価値のない存在』と責めてしまっているものです。これは、私たち現代人はいつでも『有意義に過ごすべき』と思い込んでしまっていることが根源にあります
その一方で、『意味』というものは意義のような価値の有無を必ず問うものではありません。本人さえそこに意味を感じているのであれば意味があるということになります。つまり、ひたすら主観的で感覚的な満足によって決まるのが『意味』ということになります
簡単に『意義』と『意味』についてまとめると下記の通りになります
私たちが子供の頃は未知な世界によって好奇心を向けて自由な空想に浸り、制約のない夢を育んでいたはずです
その頃、生きるということは『意味』に満ち溢れていたと思います。幼い頃の夢というのは、価値を生む意義はなくとも心や身体が喜ぶ意味はあったのだと感じます
▪︎生きる意味はどこにあるのか?
今、私たちは生きていますが、『生きる意味はどこにあるのか?』という問いかけに対して頭を悩ませる人が多いと思います
そもそも、『生きる意味』を求めるためには自分自身の内側の働きそのものによって初めて生み出されてくるものです
意味を生み出すためにはどうすればいいのか知らない人がほとんどですが、この本では生きる意味を生み出すために『日常に遊びを取り戻す』必要があると紹介されています
何でもないと感じる『日常』こそが、私たちが生きる意味を感じるために重要です。日常をイメージすると、『つまらない時間』と考えてしまいがちですが、この日常をいかに『非日常』にするか考えていきましょう
日常を含めた人生の時間に遊びを取り戻すためには『即興』が大切になっていきます。子供の頃は計画性や合理性を求めて日常を過ごしていませんよね?大人になるにつれて脳が発達し、計画性や合理性をどうしても求めてしまいがちです。『即興』ということを主体に生きていくことで、日常が常にスリリングなものに変貌していきます
あえて無計画、無目的に行動することで子供の頃に経験した探検のような遊びに日常が変化していきます。休日は無計画、無目的に行動してみるのがオススメです
▪︎【結論】生きる意味を感じるために日常を遊びに変えていきましょう
今、私たちが住む社会は昔と比べて物質面や衛生面で豊かになりました。情報技術の発達でたくさんの人と繋がったり、最新の情報を簡単にい手にれたりと、便利で安全な生活ができるようになっています
とはいえ、『みんなが幸福か?』と問われればそうではないのが現実です
私たちは『仕事』という社会の枠ぐみに囚われてしまっており、自分の生きる意味を見失っており、『生きる意味』を見出すには『遊び』を取り戻すことが必要です
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