進撃の中国🇨🇳
起業するには自分自身がどう見られたいのか…
ブランディングをする事が重要です!by松
(企業するまで残り360日)
今回は、世界的不況の中で、唯一攻めの姿勢を貫く中国について書きます!
◼️アメリカ越えに王手
流通量世界一の「ドル」を超える通貨に「人民元」がなれば、アメリカの介入を気にする必要がない。
そして、それは夢物語ではなくなる!
国際通貨初のオンライン化を行うからだ!
◼️オンライン化は最大の武器となる
5月から中国国内の一部地域で「オンライン人民元」の試験運用が始まる。
この試みが成功し、実装されると人民元は国境を最もたやすく越えるようになる。
・現在の仕組み
日本円を海外で使う際は、銀行で外貨に変える。銀行を間にはさむ事で、手間や手数料が発生する。
国同士では、一番安定しているドルが使われる事が多いが、これはアメリカの銀行を必ず挟むという手間と取引の監視が行われる。
・オンライン化すると…
取引の間に銀行をは挟まなくなり、手間や手数料が発生しなくなり、スムーズに取引が行われる。さらに、海外旅行をする際も外貨に替える手間もクレジットカードを紛失するリスクも無くなる。
◼️アプリや仮想通信との違いと安全性
・アプリでのオンライン決済は、導入国でのみ使用可能であり、その国に口座が無いとインストールをしても使用が出来ない(paypayやpaypal)。
仮想通貨は、国境を容易く越えるが、投資的な意味合いが強く、価値が安定しない。
理由としては、価値が「ブロックチェーン」という技術にあり、通貨や国債などの安定した価値を持つものに支えられてはいないからだ。
例えば、ブロックチェーンに代わるものが出来れば「ビットコイン」(仮想通貨の一つ)の価値は無くなる。
・安全性については、非集権型技術であるブロックチェーンを用いているので、ハッキングの心配が無い。
例えるなら入り口がない家の様なものだ。
そして、通貨偽造の心配が無くなくなり、ブロックチェーンの特性を利用した通貨の流れも確認が出来る(違法な取引はすぐにバレる)。
◼️2049年までに世界制覇!
オンライン化のメリットを考えると、取り入れない手はなく、アメリカはオンライン化しないと発言しているので、実装されれば一強状態になる。
※Facebookが開発した国債を使用する仮想通貨「リブラ」があるが、一企業がドルを超える可能性がある通貨を発行するので、アメリカからストップがかかっている。
しかし、日本国民としては中国の人民元に力を持たせてはいけない理由がある。
北朝鮮への物資の流入だ。
アメリカのドルを超える。という事は、監視下から外れるという意味であり、友好国の中国が北朝鮮を助けない理由がない。
今の日本とアメリカの関係になる。
通貨のオンライン化はありがたい話だが、ぜひ、アメリカにお願いしたい。しかし、このコロナの状況下では厳しいだろう。そして、アメリカからの強い影響下にある日本が円のオンライン化というのは現実味がない話だ。
便利にはなるが…中々、手放しで喜ぶことは出来ない。