やじるし道 はじめ〼
一般的で、日常的で、当たり前の存在。
器用でも不器用でも、子供でも大人でも、
誰でも描くことのできる簡単な図形。
国や言語、時代や文化も関係なく、
同じ認識で感覚的に理解できる共通の記号。
そんなダイバーシティなアイコンが示す、
本来の意味を勝手に考察。
写真とともにご紹介する、
しょ~もないコンテンツを
はじめました!
やじるし とは…
当たり前のように生活に存在し
何も考えずに使っている、やじるし。
起源は諸説ありますが、
17~18世紀ごろに
ヨーロッパで使われるようになり、
ガリレオが出版した「星界の報告」の
手書きの原稿にも記録されています。
その後、1世紀ほど遅れて日本に伝わり、
「新撰日本全図」にて
潮流の向きを示すために使用されています。
ルーツは、
地図に記された方位磁針の針を
記号化したことから
やじるしとして定着した可能性が高いと
考えられているとのこと。
やじるし で遊ぶ!
国も言語も、時代も文化も関係なく
同じ認識で、同じ価値で、
誰でも自由に、それぞれの都合に合わせて
カスタマイズして、描いて、使ってきた
やじるし。
誰でも描けて、
誰でも使えるからこそ
完璧ではない、
必ず美しい訳でもない、
そして、よく見ると
わかりやすい訳でもない、
一人ひとりの個性を持つ
それぞれのやじるし。
深く考えなくても
多少変でも
だいたい意味は理解でき、
間違うことも少ない記号の奥に、
じつは別の意味や価値があるのでは?
あっちを指しているが
じつは、
あっちよりもっと
こっちに寄った
想いがあったり…
下を向いて
その先に存在する危険性や
物を示しているように見せて
じつは、
もっと手前の
やじるしの先端にある草花について
想いを寄せていたり…
人々の安全のために
わかりやすく、見やすい記号を心がけ
デザインした風に見せつつも
じつは、
有名なゲームのオマージュであったり…
いやいや実は、
有名なゲームの方が
この記号から影響を受けていたり…
など
街に溢れる多種多様な
やじるしたちを記録し、
その背景を考察。
いままで当たり前に思っていた
やじるしの
意味や価値とのギャップを
お楽しみください!
ご注意ください!
やじるしは全て実在のものでも
意味や価値はフィクションです。