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エルデンリング考察:環樹とは

エルデンリングには還樹という単語が出てきます。
エルデンリングの世界の根幹に関わる単語なので、ここではっきりさせておきましょう。

還樹は栄誉として賜るもの

還樹という単語がテキストに出てくるのは、主に遺灰です。

「伝説の遺灰」のひとつ
首無し騎士、ルーテルの霊体を召喚する

霊廟兵の長となる、首のない騎士の霊体
死を纏う槍を振るい、幻影の槍を投じる

ルーテルが殉死し、守り続けた
魂無きデミゴッドが再誕した時
彼女は英雄として、還樹を賜った

首無し騎士、ルーテル

「伝説の遺灰」のひとつ
古竜の騎士、クリストフの霊体を召喚する

王都ローデイルの名高き騎士として
敬虔な古竜の信徒、クリストフの霊体
古竜の武器たる、落雷の戦技を駆使する

第一次ローデイル防衛戦において
接ぎ木のゴドフロアを捕らえた功により
英雄として還樹を賜っている

古竜の騎士、クリストフ

霊魂の宿った遺灰
失地騎士、オレグの霊体を召喚する

かつて、嵐の王の双翼として知られた一方
失地騎士となったオレグは、祝福王に見出され
百の裏切り者を狩り、英雄として還樹を賜った

失地騎士、オレグ

読めばわかるように、伝説級の騎士や大きな功を上げた戦士に与えられるもののようです。

では、具体的に還樹とはどのようなものなのでしょうか。

還樹は根を伝って黄金樹へ還ること

地下墓のいくつかには還樹の番犬という敵がいます。
ひるみにくいし、攻撃のタイミングも掴みにくいので印象に残っている人も多いと思います。

犬が立った!

番犬というからには還樹という行為を守っているのでしょう。
番犬の先には、根に絡まる死体を確認することができます。

黄金樹に食われる死体

結構グロいですね。
しかし、狭間の地では死んだ後、黄金樹の根から吸収され、黄金樹へ還ることが大きな栄誉だったようです。

還樹した後は枝から再誕する

還樹の根がある部屋の前の扉の絵は特徴的です。
黄金樹らしき木の枝の先から人間らしきものが生えています。
還樹した後は枝からニョキニョキ生えてくるようです。

5ニョッキぐらい確認できる

エルデンリングの世界は接ぎ木であったり、マリカ=ラダゴン、ミケラ=トリーナのように両性を併せ持っていたり、植物っぽい性質が強調されています。
彼らが枝から生まれているなら納得できます。

ゴッドウィンも還樹しようとした

デミゴットの最初の死者、死王子ゴッドウィンも還樹させようとしたようです。

その顔の主は、死王子であるという
彼は、かつてゴッドウィンと呼ばれ
デミゴッド最初の死者として、王都の地下深く
黄金樹の根本に埋葬されたという

死王子の瘡

しかし、失敗しました。

死に生きる者たちを、生み出す源

東の果てにある獣の神殿では
獣の司祭が、これを集め喰らっている

陰謀の夜、盗まれた死のルーンは
デミゴッド最初の死となった後
地下の大樹根を通じて、狭間の各地に現れ
死の根として芽吹いたのだ

死の根

失敗した理由は、ゴッドウィンの体が死んでいないからでしょう。
ゴッドウィンの考察は長くなるので別の記事で。
とりあえず還樹の仕組みを明確にしました。

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