ボカコレ2022春に参加した感想
The Vocal Collection 2022 Spring (以下ボカコレ) に参加してました!
ということでいままで「参加します」-「参加しました」まで2つほど記事を書いたんですが、自分は今回が初回参加ということでやってみて分かったことも多かったので、ここで言語化しておきたいなーと思って、本記事を書いています。
本記事は以下、
・やってみると思っていたよりも違ったこと
・やってみて分かったこと
・これからのこと(自分語り)
という構成で書いていきます。
前2つについては、これからボカコレに参加しようかなと思ってる人の参考になったら嬉しいです。
そしてなにより、ボカコレ2022秋に参加しようと思ってる将来の自分に対する備忘録として機能してほしい。
やる前に思っていたことと比較して
埋もれる?
これに関して、参加する前からツイッターとかを見ていて危惧していたのが、これでした。「参加考えているけど…」みたいな人もここは心配どころじゃないかと思います。
こういうイベントに参加する以上は自分の作った曲を聴いてほしいですもんね。
これに関して自分の意見を書くと、意外と埋もれないと思いました。
「埋もれる」の定義も人によって違うと思うので、自分の感覚を以下ちょっと書いてみます。
まず、ボカコレ参加以前の、自分の最大再生数は50くらいでした。
これと比較して、参加楽曲は3日間で110くらいでした(後述しますが、自分の場合、再生数で考えるのがちょっと複雑で、その辺を割り引いた値)。
以前の動画が2か月くらいかけてちょろちょろ伸びた再生数と比べて、3日間で倍程度聴いてもらえたのは十分伸びたなと感じています。
「既にランキング入りとか目指せるくらいクオリティも高く、ファンもいる」くらいの人だと肌感覚が違うかもしれませんが、「最近ニコニコで投稿を始めたくらいの人」なら十分に参加する価値が高いと思います。
ただ、ちょこちょこ「埋もれた」というツイートをする人もいたので、開催期間初日の00:00に投稿することを意識するといいかなとは思いました。
理由としては、「ボカコレ曲は全曲投稿順に聴く」という人がいるっぽいからです(ありがたい…)
また、別の指標を使うとすると、コメント・いいね・マイリスも普通に投稿するよりもしていただいた感じがあるので、新規に聴いてくれる人へのリーチはやっぱりあると思います。
自分の場合は、ツイッターでコメントしてくれた人もいたし、いろんな人が聴いていると思っていいのでは?
自分の話ですけど、これに関しては自分は SNS でコメントもらえるのは本当に嬉しかったです。SNS 作った曲に言及してもらえたのが、人生で初の体験だったので、これだけでも参加した価値ありました。
ニコニ広告
先ほど、視聴回数でボカコレの成果を測るのが複雑ということを書いたのですが、理由はニコニ広告です。
今回の自分の動画の視聴回数のうち8-9割が、ニコニ広告を打ったことでニコニコ動画サイドにやってもらえる"いきなり動画紹介"となっています。途中から完全に身の丈にあってない再生数だなと思って自分の動画の再生数を見てました。
詳しくはこちら。
無駄とは思わないけど、広告を打ちすぎた感覚はあるので、次回は85%割引を使って1万ポイント分突っ込んだあとは無料チケットでやる形にしたと思っています。この辺は個人ごとの匙加減だとはおもいますが…
一回広告打つとすごい無料チケットをくれるので、その辺を把握せずにやってしまった部分もありますね。
今回参加してみて、自分は視聴回数だけが伸びることにあんまりカタルシスを感じるタイプではないことがわかったので、こういう結論になりました。
やってみて気づいたこと、知ったこと
やっぱりみんな忙しい
今回投稿楽曲の1.5倍速しただけの動画を【忙しい人向け】と銘打った上で投稿するという出オチのネタをやってみたんですが、意外と好評だった…?ぽいです。
理由考えてみると、聴いてくださる方も忙しいんですよね。当然ですが。
ボカコレだけで考えても、(たしか)4000ほどの投稿動画を3日間で聴くという話になってくるので、ある種必然だなと思います。
今回は当日に思いついたので、やっつけクオリティになってしまいましたが、これを詰めてやってみるのは面白そうだなと思ってます。
例えば
・ピッチをちゃんと考えて1.5倍速でも成立するように元動画を作る
・BPM192とかで作って10秒飛ばしてでも成立するように作って、ちょこちぃこ10秒飛ばしにする(映像演出で飛ばしたことが分かるようにする)
・イントロとサビだけ DJ Mix みたいにうまいこと繋ぐで一つの動画としてまとめる
とかですかね。ちょっと上手いこと思いつかないですけど、秋のボカコレまでに思いついたら何かやろうと思ってます。
ただ、これって予告でやるべきことかな?とも思ってます。全曲聴いてくれる人もいるようなイベントでいたずらに数を増やすのも考えものなのかな…?
とはいえ、このアイディアで面白いこと思いついた人・使ってみたい人いたら是非やってほしいです。
あとは 「(ボカコレ投稿曲って多いから)SNS 投稿の時には自分の曲調とか、強みを明示的に書こう」という投稿も観ました。考えてみたら当たり前だ。
VSFA
(自分が知る限り)2022春のボカコレが始まる3日前くらいにユーザー企画でできたものだと思います。詳しくはこちら。
こういうユーザー主導の企画が出てくるのも面白いと思うし、自分の曲が二次創作でどういう風に表現されるのか気になるのでしてくれる人がいたら嬉しいなと思いながら企画をみたり、歓迎を示すタグをつけてました。
ただ、こういうのって、最終的には描きたいと思われるくらい魅力のある曲を作るっていう話だと思うので、自分ができることとしては、そこ目指して曲を作っていきたいですね。
TOP100 が始まってからも意外と伸びる
これは結構自分は意外でした。
自分は TOP100 のタグもつけてたので、その辺もあるとは思うんですが、初日に伸びなくても一喜一憂しなくても意外と大丈夫だと思います。 TOP 100 の期間入ってからが週末ってこともありますしね。
マイリス・いいね・コメントは信用できる
上記の通り、再生数はいきなり動画紹介での伸びがありえるけど、いいねとかは聴いた人が良いと思ってくれないと押してもらえないっていうことが今回参加してみて実感できました。
いいねは見たという意味でつける人もいるみたいですが、再生数だけよりは信用できると思います。
数字で自分の楽曲を判断するのも考え者かもしれないけど、もし判断するなら、この3つの数とか、再生数に対する比率は指標としては、再生数だけで判断するよりも健全かなと思います。
どっかで聞いたことある話だけど、実感できたのは大きかったです。
これから
ここからは自分語りとして当面どういう形で曲作っていきたいと思ってるかを書いていこうかと思います。
夏コミ
当面の目標としては、引き続き夏コミで CD 頒布、特に完売を目標にやっていきたいと思ってます。この note とかでも当選したらスペース場所とか書くつもりなので、興味を持っていただける方がいらっしゃったらよろしくお願いします。
夏コミが終わったら、冬コミに出す同人CD のボーカルとして初音ミク V4X とか使ってみたい気持ちがありますね。"ボカロ"はクリプトンの商標ということもあるし、プロセカ NEXT とかにも出せるし(公募ってさらにハードルが一段高い感じもしますが…)
ただ、synthV とか Saki は気に入ってるので使い続けたいと思ってます。ついなちゃんとかも気になってるし。
秋のボカコレ
ボカコレ関係で言うと秋のボカコレも発表されましたね。これも現状では出たいなと思ってます。
ニコ動の投稿時期で判断する形が継続するなら、自分は来年秋まではルーキーで参加できるはずなのでそこまではルーキー枠で、そのあとはTOP100枠で参加したいなと思ってます。
今回作ってみて、ボカコレ関連のツイートを見ていて少し思ったところもあったので、その辺を歌詞に落とし込めたらとは思ってますが、作ってみたら全然方向性変わることもままあるので、その辺は作ってみてですね。それこそ、秋のボカコレで初音ミクデビューしようかなとも思ってます。
あとは、今回時間なくて参加できなかった Remix 部門でも出てみたいですね。次回もあったら、時間があったらですけど。
MVについて
どういう形でやるかはわからないけど、前よりは興味が出ましたね。 VSFA とかもこういう映像的なことをやっていると参加してもらいやすい部分あると思いますし。
ただ、自分は自分がやりたいと思えること以外を勉強してうまいことやる能力が低いにもほどがあるんで、 blender でうまいこと作るか、人に投げるかかな~とぼんやり思ってます。
人に投げるならもうちょっとポピュラリティのある程度のクオリティを目指さないとなという気持ち。
というわけで取り留めない感じになってしまいましたが、ここまで目を通していただきありがとうございました。