タイピングを上達させるには【精度の問題】
昨今、急速にデジタル化が進み、日本人にとってパソコンやスマートフォンを1人で何台も持つ人がいることは不思議なことではなくなってきている。さらに、それらをうまく活用することが求められるようになった。絵なんかもタブレットを用い、描く人も増えている。もっと言えば、AIを駆使する人も少なくはない。そんなデジタル社会に参入したいと考えるとき、最初の入り口は「タイピング練習」であると私は考えている。タイピング練習を行うことは、その後のPCにおける作業効率を格段に上げることができる。学生においては、レポート課題やプログラミングなどがよりスムーズに執り行えるようになるだろう。
そんな、「タイピング練習」であるが、ただ闇雲に行うだけでは上達のスピードが遅くなってしまう。より効率的にタイピングが上手くなるようにするにはどうすればいいのか。今回は、「精度の大切さ」ついて、今までタイピングを練習してきた私の私見を交えてお伝えしたいと思う。
なぜ精度を意識するのか?
タイピングを上達させることの目的において、大事なことはスコアが高い事というよりも実生活において役立たせること、日々の障害を減らすことであると私は考える。そこに意識を置いたとき、誤字が少ないことは速度が速い事よりも障害を減らすことに繋がる。誤字があることはレポートや会社でのミスを誘発する可能性が高くなる。タイピング精度を上げることは、つまり、文字の打ち直し回数が減ることに繋がる。さらに、ちゃんとスコアの向上にもつながってくる。
図1、2を見て、スコアの違いに目が行くと思うが、見比べてほしいところは、画像中段の正確率についてのグラフである。正確率が一貫しない私のグラフ(図2)とは違い、私の友人のグラフ(図1)はきれいな横一線となっている。正確性に重視してこなかった私は、500回以上練習を積んでいるがスコアの向上率が悪くなってしまったと考えている。
まとめ
タイピングを上手になるには正確性以外にもたくさんの意識する場所が存在するが、今回はその中でも正確さがいかにタイピングをするうえで必要なことであるかについて説得力を持たせてみたかった。「ーを意識する」などといったタイピング上達のヒントはネットにたくさん転がってはいるが、それがどれだけの効力を持つのか身をもって体感するのはタイピングを練習し始めてからしばらく経ってからになることだろう。今回は2つの図を見比べ、スコアが高い人は精度が均一であるということだけでも覚えて帰ってくれると嬉しい。
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