ムサビ通信(油)の卒業制作の話。
なんとかやり切りました…徐々に脱力中です…まだ疲れが取れません…
(※卒制提出直後に書いて2、3年下書きで放置した記事です)
もー大変でした…。
楽しめたか…多分楽しめた。
描いている間は…。
とにかくこれ、マジでしんどいです。
仕事している人じゃなくてもしんどいと思う。
さらに仕事に育児に介護になど、別のペルソナお持ちの方はさもあらん。
油絵学科(絵画コース)限定の話になります。
4年生のスケジュールとそれまでにやるべきこと
卒業制作は「80~100号までの作品を2点」(2021年時点)というのはシラバスなどで確認できると思います。
そのスケジュールなんですが、先のことが心配になると思いますがしかるべき時に大学側から案内がくるので、それまでは自分の制作物と卒制以外の単位だけに注力した方がいいです。
ウノの経験からざっくりおすすめプランはというと、
3年生まで:なるべく4年生必須科目以外の単位をこなして、単位貯金をしておく。
4年生では卒制(&必須科目)に全力投球した方がいいです。4年必須科目も卒制を意識した科目なので、課題内容も重いです。
ちなみに、必須科目の絵画7では、制作ノートの提出があります。3年の1月あたりから卒制意識したネタ集めを初めてちょうどいいくらいです。
ウノは、4年生GWあたりから初めて結構苦しみました…。スク後でも出せていない人もいたので、みんな苦しんでいたように思います。
内容はシラバスで確認してください。
4年履修登録:可能な限りすぐ。で、すぐ教材もらってすぐ取り掛かった方がいいです。
スクーリングありの科目で単位稼ごうとする場合、たまたま殺到して抽選制になったりして単位が足らず、教務に相談する話も聞きます。
必要単位がまだ足りていない場合はたくさん登録しておいて、ギリギリ単位にならないようにした方がいいです。
4年夏スクまで:夏スク後ごろに卒業制作に入っていいかどうかの審査があり、事前に条件を整えておく必要があります。
科目はやっぱり番号付き科目で順番通りに進めるのがいいと思いますが、結構ハードスケジュールです。
ウノは番号通りで課題もスク前に提出し、内容の理解は深まりましたが、かなり日程が厳しかったです。
絵画7のスクーリング(東京)は、夏スクと9月の週末スクと2回あります。が、その1か月後の10月下旬には卒制スク前半があるので、厳しい!!
卒制スクではすでに取り掛かった制作物を持参なので、ウノは4年前半を頑張って夏スクで絵画7は終了させ、1回目の卒制スクに参加しました。
夏スク以降:もうこの時期は卒制ですよね! でも単位足りていない人は、そのあとの試験とか受けていました。
ウノはもういっぱいいっぱいだったので、卒制以外できなかった…。
ウノは筆が遅いからな~…結局最後の最後までかかったけど。
早い人ならいけると思います。
卒制オリエンテーション
夏スク中に卒制のオリエンテーションがありました。
コロナのこともあって、後日動画配信もあったのでウノは動画で視聴。過去の卒業生さんたちの制作を見ながら、三浦先生と吉川先生が交互に解説いれつつ注意点をお話されていました。
作品の注意点もですが、事務的な注意点も多かったです。
特に単位について。
卒制審査も通って作品も提出し優秀賞候補だったけど、単位足らなくて次年度9月末に卒業となり、作品集でも扱いが最後にちんまり、とか。
道路の渋滞で10分ほど提出受付時間に遅れたけど受け付けてもらえなくて、留年した、とか。
ひえぇええぇぇ…😱なお話(特に三浦先生から)を真夏に聞いてどんなホラーよりも冷えました…。
でも、こういった卒制にかんする事務連絡は年間数回、スケジュールや提出方法はその時になるとわかると思います。
卒制の進み具合
卒制スク前後半でみんなの様子が見れるので、参考になると思います。みなさんいろいろでした。
前半ではまだ構想練っている人もいれば、もうこのまま出せるんじゃという完成度の方もいました。
過去の人では、かなりの数の100号を描いてその中で選んで提出したという猛者も。
そういうウノは毎度のことながら悩みつつ描いていて筆が遅いので、スク後半でもまだあまり手が入っていなくて、ほかの教室に見学に行く余裕がなかったくらいです💦
とまあ、いろんな進度の方がいて最終的に何とかなればそれもよしという感じでした。
100号の搬出入
スクにも搬出入があるしで気になるところだと思います。
結論から言えば、それぞれ、という感じですね。
ちなみに梱包や仮縁とかの方法は大学から詳細にご案内が入ります。
これを描いている時点ではまだ提出の搬入日を迎えていないですが、スクーリングの搬出入で見かけた様子でご参考になれば。
大学案内の業者さん:これもしかるべき時期が来たら大学からご案内がはいるのですが、搬出入してくれる専門の業者さんがあるんですよ。
ほんとお任せです。スク後に数人でこられて、まだ乾いていない100号を両手で軽々運んで階段をさっそうと降りるさまはさすがでした。半分くらいの人はこちらの業者さん利用なのかなというくらいの量を大型トラックに積んでいました。
お値段もなかなかですが。
首都圏住みのウノの場合は、1往復3万円くらいでした。送料、梱包作業代、梱包材保管料などが含まれます。地方からも連絡便を使って対応可能みたいです。
画材屋さん?額縁屋さん?らしく、商品を一定額以上購入することで大幅割引になっていました。
赤帽:個人的に依頼してやってもらっているみたいです。スク後に構内にトラックが何台か止まって、学生さんと積み込みとかやっているのをみかけました。
マイカーで搬出入:搬出入時は構内に車で入れるので、乗せられる車があると一番安くすむし楽ですよね。
ちなみにスキーキャリアとかで車の外に積むのはやめた方がいいです。凧のようになって運転の危険性があがります。雨天だと難しいし。
S100の方で見かけたのは、ハイエースみたいな大きいワンボックスに斜めに入れるやり方でした。
あとは、木枠を折り畳み式にして折りたたんで自分で搬出入している人も。
提出時の搬出入:これもスクーリングとほぼ同じです。ただ、鷹の台に搬入で、前述したとおり時間厳守なのと、郵送の場合ちゃんと到着したかどうかの確認はしてもらえないそうなので、万一のことを考えるとちょっと怖いですよね…。
イレギュラーなやり方じゃない方がいいかもです。