見出し画像

1230修正・「忘れてやらない!」〜トミヅカダイチソロワンマンライブ2024「LOOK BACK TO THE FUTURE〜画面を越えて君に会いに行く!TOUR」札幌編2024.12.8札幌Vypass

「忘れてやらない!」〜トミヅカダイチソロワンマンライブ「LOOKBACKTOTHEFUTURE〜画面を越えて君に会いに行く!TOUR」札幌編 2024.12.8 札幌Vypass

札幌Vypass

トミヅカダイチ(とみといびー/冨塚大地/toybee)

Guest
伊田マナブ(がくちゃんねる) Gt.


★札幌ライブ前日生配信(がくちゃんちから)

★振り返り配信
がくちゃんの語るとみさんの北海道珍道中、必見です(笑)

フジサキヒビキ(チェルシーガール) 


※セトリ、自信ないです(最後の全米でいろいろ吹っ飛んだ)
→ 12/30追記。やっぱり間違えてました(笑) 休憩時間に楽しすぎてメモを取り忘れてたのが失敗の原因です。そろりと直しておきます。記憶力欠如、すみません。

なお、こちら、うらといびーチャンネルでアップされた裏話編と言いつつライブ映像もかなり出てます。とみといびーチャンネルからはコラボライブ編。
ぜひこちらでご覧ください!


Singer
YO!HO! 〜バンドマンがゆく  ←漏れてました(うぅ)
あほんだらいふ
ライド・アンド・ライブ
道化師のラブソング

迷星叫(MyGO!!!!!)
視界の隅、朽ちる音(トゲナシトゲアリ)

「ぼっち・ざ・ろっく」with伊田マナブ
忘れてやらない
星座になれたら
青春コンプレックス
  ※コラボタイム、前半でした…あはは…

スノウドロップ

フロムアンダーランド
シーラカンスと文学
TeenageBlack

旅人
TO THE FUTURE
全米は泣かない

アンコール(セッション)
それゆけ!夢みるゾンビーズ(with伊田マナブ)
全米は泣かない(with伊田マナブ・フジサキヒビキ)

12/2下北沢を皮切りに全国6カ所をめぐるソロツアー、2カ所目は札幌でした。
とみといびー、人生初の北海道、札幌。
なんと初めての場所でソールドアウトでございました、お見事! 待たれてたねー!

★初日のレポはこちら。

札幌Vypass。
奥にライブハウスがあって、手前のバースペースでのアコースティックライブ。本来は着席30は多いんじゃないかな…どうなんだろ。Vypassさんが追加の椅子も出してくれて、少し客同士の隙間は広がりつつも、ぎゅうぎゅうの客席でした。

とはいえ、とみさんが登場するまでの声も出さないもじもじした感じ、手拍子の慣れてない感じ。北海道の人はシャイな人が多いとはいえ、それ以上のこの感じ。案の定、はじめての人が多かった。がくちゃんファンの方もいらしたし。
とみさんが現場でヒアリングする様子を見た限りではは、北海道の人8割、遠征組2割。ぼざろから知った人半分、残りは、迷子、トゲトゲ、ご当地キャラ、toybee、BESGが均等、という感じ。やはりゲストがぼざろ解説YouTuber&ギタリストの伊田マナブさんということもあって、ぼざろ組が多かったですね。あと、北海道でも野郎率が高かったー! 初日の下北沢の女子率はなんだったんだ!?

ライブはとてもとても楽しかった。
でも、終わったときにはたまらない気持ちになりました。楽しいと胸苦しいのサンドイッチ。
「全米は泣かない」を2回歌ったのだけれど、とみさんが歌いながらこみあげてぼろぼろ涙してしまった切ない全米と、がくちゃん・ヒビキさんも交えて客席みんなも歌っての楽しい全米とで、最後、明るく終われたのはがくちゃんとヒビキさんがいてくれたおかげだし、良かったなと思います。

仲間、友達、北海道で待ってたファン、関東から追いかけてくれたファン…何度となくステージでそうやって全員のことに触れていて感謝がみっしり。泣くつもりなかったのに…と言いつつ泣いちゃったのはきっと、嬉しい!の爆発だったんだと思います。

今回も一人ひとり、出口でお見送りしてくれたんだけど、私、とみさんにあんなにギューーッ!と握手してもらったの、初めてかもしれません。
感謝がそこから強く伝わってきてなんだか泣きそうでした(道民とゆっくり話したいから遠征組は短めでごめんねって言われたけど全然、短くなかったよ、十分です。ありがとう!)。

ライブは先日のBESG編からしっかりと地つなぎになっている内容でした。

おそらく各地での反応を得て下北沢toybee編まで変化しつつもひとつの道が延びていくんだろう、と思いました。すべては「未来を始めるための過去」。繋がっている。

札幌でのオリジナルはがくちゃんコーナー、後半のリクエストコーナー、ラストのセッションというところ。とみさんとtoybeeの歴史としてもひとつのエポックだったライブですが、そういう背景を取り払ってもとても充実の歌と音でした。
なお、このツアーでは飛行機の預け荷物の手配が高い&面倒ということでギターは借りるつもりでいたそうで、札幌ではがくちゃんのタカミネのエレアコを借りてました(多分、二桁万円はするやーつ。ピックアップが慣れないとこにあって慌てたり、チューニングにも苦労してがくちゃんにやらせたりしてました…甘えん坊の弟め!)。

何より、ゲストのがくちゃんがさぁ、またもう、めっちゃ素敵な人でして。ニコニコニコニコ笑顔絶やさず。
ぼざろコラボはふたりして心底楽しそうだったんですが、なんと、最後にtoybeeの曲でのコラボもありまして。この時にキラッと見えた、楽しいを超えた真剣な「音楽家の顔」がカッコよかったんですよ…ギターがうまいんだ、また。クラシックギターなのでとても柔らかい音で、ロックでありつつシックである、がくちゃんじゃないと出ない音でした。

またもや2時間越えのたっぷりワンマン。名古屋・大阪・福岡とずっとこうだったのかしら?(笑)
これぞ「今のトミヅカダイチ」、この「過去を踏まえて未来に向かう」セットリストは、おそらくもう来年はない。
このソロツアーは各地、各地で一歩ずつ、ぎゅっと大きな未来への足跡をつけていったツアーだったな、と改めて思います。そしてこの札幌の第一歩で「待たれている」実感を得たことはとてもとても大きかったのではないでしょうか。

弾丸ツアーでしたが、行ってよかった。とてもよいものを見た。
思い出深く、嬉しく、幸せな雪の夜の記憶。
まさに「忘れてやらない!」「忘れらんねえよ!」な気持ちなのでした。

札幌も初日同様、2部制でした。
札幌のゲストは「がくちゃん」こと伊田マナブさん。江別から札幌までわざわざ出てきてくださり、とみといびーの札幌での衣食住すべてを支えてくださった、大恩人! とみさん、札幌でお兄ちゃんができた!!となつきまくってましたね。
がくちゃんは「ぼっち・ざ・ろっく」の主に音楽、特にギターに関するYouTube配信を行っていて(公式に認められたインストアルバムも出してます)YouTubeを縁にとみさんと知り合い、仲良くなり、「俺たちの秀華祭」なるコラボ配信まで行い…からのいよいよのリアル対面・共演でした。 
また、カメラマン他アシスタントとしてヒビキさんがツアー全部に帯同することもここで発表されました。ひとり旅、慣れないとみさん、大丈夫かなぁ…といろいろ心配だったんですが、ヒビキさんがいてくれてよかった!

1部はとみさんひとりでの弾き語りから。
かなり1曲ごとの間のおしゃべりが多くて、札幌でも時間押しまくり。ただ、日曜日だったのもあって始まりが17時半と早かったので、終電どうこうは気にする必要もなかったので、遠慮なく歌ってたなーという印象です。まあ、店がどう思っていたかはわからない(笑・多分、大丈夫!)

「Singer」での幕開けは初日同様。ただし、冒頭を「飛行機の街を…」ではなく「東京から飛行機で」と替えて。きっと各地で替えていったんでしょうね。客席はツアー初日と異なり、BESGからのファンのほうが少ない状況だったので、ここはむしろ新鮮!な反応。
「あほんだらいふ」はゆっくりしたアレンジで、この曲、スロウテンポだとイントロが「S.Y.S.」に似てるなーと発見してました。コード進行が近い?のかな??(詳しいことはわからないけど…)
「ライド・アンド・ライブ」「道化師のラブソング」と新譜からの2曲、これもかなり音源とは異なる形で、やや気だるさも感じさせつつ、切なく、豊かに。

ここで確か、MCがあって、出発まではめちゃくちゃ乗換から手続から何からスムーズで、これは幸先いいぞー!って感じだったのに、Peachで乗り合わせた隣のおじさんのビールの匂いと態度にモヤモヤしっぱなしだった話にみんな大爆笑。
ビールに対抗するのに「ピーチ味のポップコーン」を食べるって発想がもう面白すぎて、しかもそれがカップヌードルに追い越されるという完璧なオチ!(笑)
(ところで、コーンが苦手で味噌バターコーンラーメンのコーンすら食べられなかったとみさんですが、ポップコーンは平気なのね…?)

そして、この日ならではのカバータイムへ。まずはひとりで「迷星叫」(MyGO!!!!!)と「視界の隅、朽ちる音」(トゲナシトゲアリ)を。
やー、弾き語りでこれは凄かったー。配信では見慣れたスタイルではあるんですが、生で聴くとより言葉と声が鮮烈でした。

ここからはがくちゃんとのコラボ、「ぼっち・ざ・ろっく」からの3曲へ。合間合間、がくちゃんとの北海道の楽しい楽しい思い出も交えて。
このあたりはおそらく、後日、とみさんがVlogにまとめてくれるはずですし、トップに貼ったがくちゃんの振り返り配信でも結構、ライブを流してくれてますのでぜひ見てください。

まずは「忘れてやらない」。がくちゃんのクラシックギターの柔らかな弦の響きがねえ、エレキとまた違っていいんですよねえ。間奏のキラッキラ感にとみさんも、うおー!と声をあげてました。

「星座になれたら」では「見せてよ、とみといびーのかっこいいところ!」じゃないんたけど、とみといびーくん、仕込んだアドリブよろしく!っていうがくちゃんの台詞があって、とみさんのギター(ぼざろ的には喜多ちゃんがつなぐとこ)があって、がくちゃんの鬼ころソロ、という流れだったんですよね。
ほんとに鬼ころ瓶持ってきてる~!!って観客もやんややんや!だったんですが、そのあと、なんとがくちゃんのルーパーにエラーが起きて違う曲の謎のリピートが始まってしまい、あわわわ!ってしてるところをほんとうにとみさんが繋いでもう一回!そして再度、がくちゃんギターソロに流れて…という展開があって、ガチの「俺たちの秀華祭」じゃん!!と、ふたりも客席もハイテンション。
がくちゃん、鳥肌立った!!って見せてましたが、前夜からの一泊でことあるごとに鳥肌立てて見せてくるがくちゃんにもう慣れちゃったとみさんが面白かったです。

コラボタイム、ラストは「青春コンプレックス」! がくちゃんのギター、ほんとにすごかったなあ~。キラッキラでした(語彙力ナッシング…)。

合間のトークもめちゃくちゃ楽しかったんですが、とみさんは「北海道に親戚のお兄さんができた!!」って感じみたいだし、がくちゃんは「いい歌だよねえ、リスナーでいたくなって聞いちゃうんだよなあ」ととみさんの才能にほれぼれしてくれてるし、ふたりの交歓が見ていてとても気持ちよかったです。

ここで、退出する予定…のがくちゃんが「帰りたくない!」と言い出し、なに!?と思ったらお手伝いに来てくれていたシズカさん(がくちゃんのお友達シンガーさん)がバースデーケーキを持って登場~! 
がくちゃんの先導でみんなで「ハッピーバースデー」を歌って最後にクラッカー!! とみさん、大感激。実は開演前にそっと配られたクラッカーをみんなで忍ばせていたのでした~。予想すらしてなかったらしい、とみさんの高揚した顔、かわいかったです。

一部ラストは「スノウドロップ 」。
成田も年に数回は結構な量の雪が降って、自分はいつもそれをワクワクと待っていた。でも札幌や北海道の人にとっては雪って冬は雪と暮らしていてそういうワクワクするものではきっとないんだよね…だからその視点の違いを北海道のみんなには感じながら聴いてほしい、と前置きして。そう言われてみればそうだなぁ…ワクワクするのは降らない地域の人間だからかぁ…という、逆の気づきをしつつ、しっとりと聴きました。

休憩後は、リクエストをその場で北海道チームから募りまして、初・とみさんが多いのもあり、toybeeソングが次々と上がりました。「ゾンビ」が出たときは苦虫をめちゃくちゃ噛み潰して「ごめんなぁ〜あとでやるんだよ〜」(笑)
実は「TeenageBlack」もそうだったみたいなんだけど、2回断るのが嫌だったみたいでそのまんまフルで繰り上げて歌っちゃいました。この「TeenageBlack」がとてもよかったんですよ…バンドバージョンより多分、少しキーを落としてて、なのでサビもカッ!と叫ぶ感じではなくて、かなり切ない雰囲気でした。
ほか、ここでは「フロムアンダーランド」、「シーラカンスと文学」を。ヘビーな曲が並んだブロックでした。

「旅人」そして「TO THE FUTURE」。
「俺、ずっとくよくよ思い返しちゃうのね」とピーチでの出来事をまぜっかえしながら苦笑いのとみさん。
「でも後悔するのはそこに未来があるからなんだよね」
諦めてない。もがいてる。次にこうしようというアイデアの元になる。そういう「後悔」と「反省」。
早稲田大学の卒業式の「伝説」の話(いきなりステージに飛び込んでってギターをズガーン!と鳴らして歌ったという)からの「始まりが好き、始めるときが好き。このときもすごく震えたけどやったら世界は広がった。一歩踏み出さないと何も始まらないんだよ」という言葉も印象的でした。
後悔と反省とそこからのでっかいジャンプ。
その繰り返しがトミヅカダイチなんだなあ、と思います。

もう下北沢の初日の「TO THE FUTURE」でぼろ泣きしてしまってから、この曲の美しさに泣かずにいられなくなってしまいましたが、とみさんはしっかりここでは歌い切りました。
どっこい、最後の「全米は泣かない」で急に泣き出すとみといびー。ええ~!? みんなどびっくり。嬉しさに感極まっちゃったみたいです。


すぐさまのアンコールでは、まずはがくちゃんに再登場してもらい、なんと!ふたりで「それゆけ!夢みるゾンビーズ!!」。
ギター、練習してきてくれたんですって!(ここで歌うからリクエストのとき、変なもにゃもにゃした反応だったわけです)
バンドバージョンより、音は柔らかかいけど、がっつりロックンロール!!なアレンジでかっこよかった~。
そして、せっかく来てくれたヒビキにも参加してほしい、とカメラは置いてもらって、3人での「全米は泣かない」。
これは笑顔!でした。みんなも歌ってよ!と拳を上げるかわりに声をあげた客席でした。明るくて力強くて、最後がこれでよかったな、と思います。

ちょうどクアトロ50日前!

物販は主に終演後になり、とみさんがじっくり北海道組と会話するのを待つ間にゆっくりと。無事に弾き語りCDとポスカ、買えましたー。
そして、ライブの間に北海道組はアクスタとアクキー、その場で頼めるようにするよ!なんて言ってたのをすっかり忘れてたとみさんです(笑・忘れてなければ現金、もう少し増えたのにねぇ…大阪で買ったギターの内金も増えたのにねぇ…)。

札幌はアクスタもアクキーも間に合わず

ソロ弾き語りCDもいよいよ「004」。
新譜からのナンバーが並んでます。この日のライブの雰囲気も感じられると思うのでぜひお求めあれ!
ポスカは表はツアー全部共通で裏面がそれぞれの場所ごとに異なりました。

実はね、シズカさんにちゃんと伝わってなかったみたいでサインが表になって売られてたので、がくちゃんのサインの入った「当たり」(初日の下北沢は白澤さんのサインが当たりでした)が見えてる状態でしたんですよ。ふふ。我慢して最初に言った枚数だけ買いました。気づいてなかった人もきっと多いけどね。

ソロツアー用のパネルもお披露目!
竜馬さんコスのとみさんとびいとくんのこのキービジュアル、とってもかわいい。今回だけじゃなく、また次のツアーでも彼らと一緒に旅ができたら楽しいなあ。

竜馬さんとみといびー、かわいいよね

この日、終始、初日の下北沢同様、それぞれのとみさんファン歴を何度も確認し、何度も全員を包み込むようなMCをしていたとみさんです。
「みんな一緒に行くんだ、どんな出自でも関係ないんだよ」と繰り返し、「また札幌には必ず来る、今度はバンドで来る」と約束していました。

「いつかでっかいとこでもやる。札幌、北海道ででかいハコってどこ?」という問いにいろいろ、ペニーレーン、ZeppSAPPORO、札幌ドーム、と声があがる中、最後に出た「エスコンフィールド!」ににかっと笑う。

「確かにそうだな、よし!エスコン目指すよ、ほんとにする!!」

35000人に歌を届けるとみさんに、toybeeにきっと出逢えると信じてます。

いいなと思ったら応援しよう!

うのじ。
いただいたサポートは私の血肉になっていずれ言葉になって還っていくと思います(いや特に「活動費」とかないから)。でも、そのサポート分をあなたの血肉にしてもらった方がきっといいと思うのでどうぞお気遣いなく。

この記事が参加している募集