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おさかなmgmgだいさくせん〜ビストロ☆コアックマ特別編!
おさかなmgmgだいさくせんとはなんぞや。
コロナ禍で大打撃を受けている水産業。
特に一大漁業地である北海道はそのダメージも大きいことと思います。
そこで始まった「おさかなmgmgだいさくせん」。
北海道のおいしいお魚をみんなでおいしく食べちゃおう!おいしさをみんなに知ってもらっちゃおう!そしてぜひ買ってね!というご当地キャラクター・コアックマちゃん発信のおいしい幸せ企画です。
食材のプレゼント、レシピの公開、オンラインでのお料理教室、みんなからのお料理投稿募集、という内容になっています。
なんと、水産庁協賛!だとか。
道理で太っ腹企画!
その前に…コアックマ…とは?な方へ。「あのピンクはなにもの?」(by「SmileChangeTheWorld」)
宇宙からやってきた北海道在住、ピンクのクマちゃん、コアックマ。
2008年6月、アックマ星から地球に追放され、北海道に着陸。『Smile Change The World~笑顔は世界を変える~』を合言葉として活動中。
北海道179市町村を巡るコアックマフリーハグキャラバンは、地域活性と笑顔の輪を広げる活動としてYoutubeに公開。
元気で活発で好奇心旺盛。北海道の食べ物のおいしさに魅了され、食材の合わせ技の研究にも余念がない。
以上、公式サイトより。
リアルなコアちゃんは、ダンスが上手でとってもキュートでそして食いしん坊。食いしん坊すぎるくらい食いしん坊(笑)
たくさんあるテーマソングのひとつ「mgmgハッピー」はそんなコアちゃんのおいしいものに目がない様子を歌にしたものですが、ザンギ、お寿司、ラーメン、豚丼、じゃがバタ…と北海道の名物がぼんぼん飛び出しちゃいます。
料理もたしなむけど、双熊のおにーちゃん・アックマ様からはだいぶ怯えられるすごい腕前です。すごい、ってアメージングじゃなくて…まあ、いろいろ、すごいんです。
(ちなみにこれは誕生日ケーキを作ってますが…なぜかウコンの力…)
まあとにかく。
おいしいものに目がなくて、ツイッターのタイムラインも「はおちー!」でいっぱい。そんなコアちゃんだからこそ、今回の「おさかなmgmgだいさくせん」の白羽の矢が立ったのだと思います。
「おさかなmgmgだいさくせん」の全貌はこちら。
「おさかなmgmgだいさくせん」
https://ameblo.jp/kkak666/entry-12637338072.html
http://corefun.net/?pid=153680499
11月下旬にツイッターのRTキャンペーン当選者に食材が送られ、11/29にはその食材を使った、簡単においしくお魚が食べられるレシピを紹介しつつの料理教室がコアちゃんの番組「ビストロ☆コアックマ」で開かれました。
コアちゃん自ら北前鮨さんへ向かい、料理長の生田さんからてほどきを受けてせっせとお料理。
生田さん、やさしかったね~!
詳しくはこちらのアーカイブから!
ビストロ☆コアックマ特別編 アーカイブ
https://twitcasting.tv/vegastarcorefun/movie/653792054
紹介レシピ
http://koakkuma.jp/bistrosp1-2.pdf
当選者はこの番組のレシピをヒントに自分で作ってみること、それをTwitterでハッシュタグ「#おさかなmgmgだいさくせん」や「#ビストロコアックマ」を添えてツイートすることになっています。
(水産庁に報告されちゃうかも…らしいよー!)
んでね、オイラも当たっちゃったのですよ!
ありがたやーー!
ってことで、ツイートもしましたが、せっかくなのでこちらでもレポートしておこうと思いまーす。
◆
材料がやってきた!
11月下旬、クール便でやってきたお魚達ー! 中身はこの4点。
・日高産 銀聖鮭山漬切身 2切(160g)
・北海道産知床加工 イクラ醤油漬(100g)
・オホーツク海産 ホタテ玉冷(250g)
・昆布森産 昆布(100g)
鮭は慌てて焼きに入ってしまい、パッケージの写真を撮りそびれました(笑)
ビストロ☆コアックマでも解説がありましたが、鮭はかなり貴重な「銀聖鮭」。収穫された中でも特別な条件を満たしたブランド鮭なのだそうです。
https://www.marude-n.co.jp/column/ginsei/
その切身を山漬にしたもの。そのまんま焼いただけで絶対美味しいやつー!
昆布は釧路産。
いくらは知床。小粒でしたが、とってもピンとしてました。
ホタテはオホーツクから。うーん、見ただけでもう美味しそう…♡
そのほか、レシピに従って必要なものを用意…なんですが、色々足りないものもあり、そのへんはテキトーにやりました(笑)
だってほらそのくらいお魚食べるの、簡単だよ!ってことで!ね!(汗)
調理スタート!
気を取り直して、調理スタート。
作るのは参考レシピ通り「鮭といくらの親子丼」と「ホタテとワカメのスープ」です。
まずは、鮭の山漬をさっと焼いちゃいまーす。味ついてるからすぐ焼けるのありがたい。
皮も大好きなので食べます。
ビストロ☆コアックマでも刻んで混ぜてましたねー。カリッと揚げてチップスにしてもよいかも。
同時に昆布出汁を取る。
1000ccで50g。まだまだ余ってるので何かに使おう〜。
表面をさっと汚れを落とす程度に拭いて、水にひたひた。
ばーちゃんが、切れ目を入れると出汁がよく出るって言ってたんですって。なので、ハサミでパチンパチンと切れ目入れてみました。
沸騰させずに15分ほどー。膨らむ昆布。
笊で漉して出汁はキープ。
この段階で飲んでみたけど程よい塩味で、これだけで飲める!でした。
出汁を取り終わった昆布も取っておきます。
さて、鮭イクラ丼の仕上げに移るよー。
鮭の身を適当にほぐす。皮も刻む。
もみのりと、卵黄とごまはあったので用意。
大葉はなかったので、まあ、香り付けだしな…と、海苔で代用です。三つ葉もいいかも。
卵黄を載せるの、魚卵に鶏卵かよ!?と思ったんですが、料理長によれば、もともと塩蔵のいくらに山漬の鮭なので、塩味がかなりある、それをまろやかにするんですと。
確かに! 卵の甘さといくらの甘さがふわっと溶けてく感じがありました。鮭はホクホク。海苔もごまも香ばしく。
私は山葵も合わせました。
ご飯は番組では酢飯でしたが、白飯でももちろん美味しかったです!
ってゆーか、こんなにいくら載せて贅沢だった!
(コレステロールには気をつけよう、俺!)
さて、ホタテとワカメのスープ。
ホタテの解凍は塩を振った氷の中に数時間入れておくのが一番いいんだそうで。知らなくて流水で解凍してた。今度やってみます。
長ネギ切れてたので、小ネギ。
ホタテを入れて塩とみりんを入れて弱火で3分茹でる。最後にワカメ投入。
乾燥ワカメを使うと塩分濃いめになるので、塩は加減しつつ入れました。
完成〜。
かなりやさしい味だったので、私は胡椒を振りました。
うーん、ほぼ、なんもしてない。 なんて簡単なんだ!
でも、美味しかった!
ごちそうさまでした!
鮭といくらは食べちゃったけど、ホタテはまだあるので、これはブロッコリーとソテーにしようかなーと思ってます。むふふ、楽しみー!
おまけ。
さて、せっかくのおいしい昆布、捨てるのもったいないじゃーん?ということで、佃煮風にしておやつ昆布にしました。
出汁を取った昆布を、本当は細く切るほうがいいと思うんだけど、めんどくさいからテキトーに食べやすいサイズにハサミで切る。
包丁が通りにくいくらい肉厚な昆布だったんで、パチンパチンと。
鍋に酢と水を昆布が浸るくらい入れて、灰汁が出るまで煮る。
弱火で灰汁を掬いつつ、昆布が見えてくるまでさらに煮る。
そこまで来たら、醤油、砂糖、みりんそれぞれ、小さじ1ずつ、好みで味を整えたら、水が飛ぶまでじーーーーっと弱火で煮詰める。
できたよーん。
ほんのり甘い、おやつ昆布です(もうちょい細かくして煮詰めるとほんとに佃煮になると思います)。
おいしいものを食べよう
北海道に限らず、今年は全国の一次産業はほんとに辛い思いをした一年だったと思います。
(もちろんどんな産業もだけれど…)
在庫ロス掲示板という、COVID19禍で行き場を失った食品を全国に通販できるようにインフラを整備した掲示板があるんですが、皆さん、びっくりするような安い値段で提供してくださってる…。
個人の購買行動だけではなかなか大きな力になれないけれど、SNSでの発信もうまく、こちらではそうした購買が積み重なって完売が相次いでいてよい試みだな、と思います。
在庫ロス掲示板
https://corona-no-baka.com/
また、ニュースにもなりましたが、高知県須崎市では割烹などに卸していたカンパチ・真鯛の類がニーズの激減で行き場を失い、それをどうにかするために「高知かわうそ市場」というサイトを立ち上げ、ゆるキャラグランプリ優勝の実績もあり全国的にファンが多いしんじょう君のPR力を持って億単位の売上に繋げる、という事例を生んでいます。
高知かわうそ市場
https://kochi-kawauso.com/
高知新聞「かわうそ市場 売上高7億円 須崎の通販サイト」
https://www.kochinews.co.jp/sp/article/415571/
知恵と工夫と発信と。
今回の「おさかなmgmgだいさくせん」もそういう事例になっていくのでは、なってほしいな、と思います。
今回は150名の当選でしたが、さらに多くの人に北海道の味を伝えたい!ということで、ビストロコアックマ内で第二弾も予定されていることが公表されました。
詳細はコアックマちゃんのTwitterで告知されると思うので、興味のある方はぜひフォローを。
こういうロス問題に対して、「誰かが」買ってくれる・食べてくれる…という傍観の気持ちでいると結局、様々な関係者の努力は無に帰してしまうんだと思うんですね。
「私が」買ったり食べたりすることが力になる、と思ってみんなが行動することが大切だろうと思うのです。
経済的な限界や身体的な事情はもちろん人それぞれ違うので、できる範囲で、が大前提ですが。
この先も食べ続けたいものがなくなっちゃわないように、少しずつでも買い続ける、食べ続けること。
続けること。
ひとりひとりの小さな力も積み上げれば大きな力になる。
そう信じてこの先もmgmgし続けたいと思います。
おいしいものを食べよう!
コアちゃん、とってもいい機会をありがとー☆
なんま、はおちー!でした!
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