熱狂、熱狂、熱狂!〜toybee TOUR2024-2025「GOLDEN AGE」初日! 千葉LOOK 2024.10.17
熱狂、熱狂、熱狂!〜toybee TOUR2024-2025「GOLDEN AGE」初日! 千葉LOOK 2024.10.17
toybeeニューミニアルバム「LOOK BACK TO THE FUTURE」リリースツアー、「GOLDEN AGE」の初日はロックのメッカ・千葉LOOK。
盛況、かつ、大成功!!でした。
マズバグからケセラセラへと、熱い熱いライブが続いて(ステージのアーティストからたのしいー!って言ってもらえるの嬉しいね)、ラスト、toybeeの圧巻のステージ。アルバムの曲を中心にしたセットリスト。新曲はもちろんまだ熟れてはおらず、しかし、時期を見てすぐにこなれるであろうことはわかる、そんないい仕上がり。
とりわけ、S.Y.S.。
とみさんの思いを聴いてからではあったものの、そこに気持ちを寄せて、ではなく、純粋に私は音楽の美しさに泣かされました。あんまりない。陳腐だけど確かに「感動」でした。
喉はギリギリ…いや、かすれちゃいはしたんだけど、今の冨塚大地のやれる精一杯だったと思いました。
最後、贈る言葉としては、
最高!
と
ありがとう!
しかなかったです。
最高のツアースタートでした。
MARSBERG SUBWAY SYSTEM
二組とも先輩ですが、toybeeツアー初日とあってトリはtoybeeに委ねられまして。
まずはMARSBERG SUBWAY SYSTEMから。
昨年の下北沢CLUBQueでの対バン以来の対バン。あの時にもとみさんがカッコいい、とにかくカッコいいと言ってましたっけ。
ほんと、大人のカッコよさ。全員、柄物の襟シャツでクールかつモダンにキメて、音もその通り、クールでモダン。洒脱で熱い。
登場のフロアの熱気に全員、すごく楽しそうにしてくれて、この空気がいい!とファンを褒めてくれてました。ありがたいです。
toybeeファンって貪欲だといつも思うのですが、それはライブハウスで対バンライブを見ることに対して新鮮な層が多いのと、とみさんの「全部ちゃんと楽しめ!」という言外の教育の賜物もあるんだろうとも思います。ファンはミュージシャンを映す鏡であり、また逆もしかり。
toybeeくるね!とも言ってくださってて嬉しかった。
つーことで、我もまためちゃくちゃ楽しみました!
どの曲も楽しい〜!
4曲目までバッと駆け抜けて、特に「金星」が好きすぎました。「WalkingDude」は複雑なリズムが気持ちいい! このバンドはドラム、ベースのリズムがすごくすごく好き!「彗星のバラード」の裏声の美しさ。「昨日の未来」の切なさ。
ほとんど曲を知らない中でも迷うことなくノッていける、心地よさがいっぱいでした。
星の歌が多くて、ダブリスもモチーフに登場するあたり、toybeeとはきっと縁があるんだ!とか勝手に思ってます。
The Cheserasera
宍戸さんの「トミヅカダイチはヤル気しかない男」に大受けのtoybeeファン達。
いきなりいじってくれてありがたかったですね(笑)
フォローとして、そうじゃない、ヤル気がつんのめってるんだよな、みたいな感じて褒めてくれる、けしてまっすぐ褒めない言い方に付き合いの長さと愛を感じました(笑)
とみさんも後で「宍戸コノヤロー!」と言いつつ嬉しそうでしたね。
今回はドラムを上手、真ん中にギター・ボーカル、下手にベース、という面白いセット(SAKANAMONもそんなセットだなぁ、と思い出していた)。スリーピースなんだけど、リズム隊がギター・ボーカルと並行すとリズムが際立って伝わってくる気がする。
おかげでドラムの手がよく見えて、ずーーーっと「うまぁーー!」ってなってて、何度か実際に「うまっ!」と口についてしまいました。美代さん、すごいなぁ。
宍戸さんは口がデカい。口のデカいシンガーはうまい。サラリと軽やかに立ちながら、身体の奥からズバーンと声が出てくる心地よさを堪能!(とみさんも、でっかいやん?)。甘やかさをたっぷり含んだ美しい声。「Yellow」、素敵だった。「butterfly(in my stomach)」、3人の音の複雑な絡みがめちゃくちゃカッコよかった!
toybee
ライド・アンド・ライブ
SuperImagination
GOLDEN AGE
ステルオンナ
道化師のラブソング
S.Y.S.〜Save your soul〜
TO THE FUTURE
LOOK BACK
惑星ダブリス
ツアー初日です。
9月からの風邪をこじらせて咳喘息になっちゃったとみさんのライブ復活初日でもありました。
回復途上、まだ7割の感触…と始まる直前のトイラジでは話していましたが、聴いていた限りはもっと回復してるように聴こえました(最後はかすれてはいたんですが、全然ダメってことはなかった。ちゃんと客席に届く歌声でした…宍戸さんにもそれがかえってロックでいい、というようなことを言われたってアンコールで話してましたね)。
実はこの日のことは細かいことはよく覚えてない私(トイラジの振り返りを聴くかぎりメンバーもそうだったようなんですけど…セトリわかんなくなってましたね)。
初日だ!復活だ!!
客席、めっちゃ客がいっぱいやん!!!
マズバグもケセラセラもめっちゃ煽るやん!!!!
…と先の2バンドでみんなかなりテンション壊されてた感じがあって(私ももちろん)、熱狂であっという間の40分(45分?)だった、というのが正直なところです。いや~楽しすぎた~~めっちゃ跳んだし、めっちゃ踊ったし、めっちゃ声出したし!!
この日は初めて「LOOK BACK TO THE FUTURE」の曲を全曲ライブでやった日でもあり、新鮮さにも満ちていました。多少、ファンとステージと間の手探りもあったかな、とも思います。
トイラジで隼さん考案のオープニング…とは聴いてたわけですが、「ライド・アンド・ライブ」、それも導入がついた、まさかの幕開けでした。
コードの感じから「ライド・アンド・ライブ」だ!と思ったものの初めてだったのでなんとなく客席も様子見な雰囲気になってたところはあったと思いますが、かっこよかったですよ! 幻になるかも、なんてトイラジの振り返りで話してましたが、もう1回くらいはぜひ試してほしい!!
新しいツアーにみんなで出発するぞ!って感じでとっても楽しかった。
冒頭の隼さんのスライドバーでの「エンジン」音でのぎゅいーん!には上手サイド、大興奮でした。
いきなりコルレも盛り上がり。ここは言わなくていいよ、と事前にとみさんに言われてた「渋滞にBoo!絶景にWow!」の「ぶー!」と「わー!」を自主的にみんなでフロアでやってたんですが、それが面白かったらしいタイチさんのきらきらっ!なかわいい笑顔が強く印象に残ってます。
(とみさんはそれどころでなかったみたいで、やってた?なんてトイラジの振り返りで話してましたね)
「SuperImagination」でみんなで飛びまくり(鉄板の安定感!高さのあまりないLOOKのステージでしたが、隼さんのジャンプも見届けた!)、テンションを上げ切ったところに「GOLDEN AGE」。
ほんっとにこれ、強い曲だなぁ…。結構もうこのへん、とみさんの喉のことは忘れてたっていうか、意識をまったくしないで聴けてました。
イントロのインドっぽい音はそういうエフェクターがあるらしい。同期も多様して音源ほどではないけれどかなりのカオス感が出ていて、これまでのライブで聴いてきたよりもかなり音が厚く、装飾がいっぱいの派手派手感!!でした。
きもちいー!
ラップ、カッコよかったー!(みんな、アッサム!ダージリン!も言ってましたね)
ライブで聴くと、特にドラムとベースのずんたずんたしたお腹にくる感じが気持ちよいです。
「ステルオンナ」は初めてではないので、みんなもノリがつかめてる感じ。タイチさんが話してたみたいに横に揺さぶるようなノリで心地よく。
かつて試していまいちだったファンが追いかける「すてちまえ!」コールも、歌詞がハッキリわかったのでかなりよかったんじゃないかと(自画自賛)。
♪だからグッバイ♪のとこ、拳でなくて手を開いて横に手を振ってグッバイしてたら、とみさんも空にグッバイ!ってしていて、ここはそうだよね!ってなって嬉しかったです。
ここからはライブでも初披露ソングの連発で、はしゃぎすぎて脳味噌追いつかず。
「道化師のラブソング」、気持ちの良いストレートなロック。ファンクにラップにロックにバラードに…ほんとにいろんな音楽の形があるアルバムだよなぁ、とtoybeeの幅の広さを感じちゃいました。
もう少しフロアの動きについてはみんなでコンセンサスを取っていかないとだめかな?という印象(自然に整っていくと思うけど)。最初の3・2のクラップからの手拍子への切替やサビのジャンプなどは客席の反射神経がすごくよかったんですが、中間のノリでばらつきが大きいところもあり。
でもそれって、これからみんなで作って行けるってことでワクワクです。
新曲が育っていくのを初めから見て、この先も見届けていけるのってほんとに幸せです。
圧巻だったのは「S.Y.S.〜Save your soul〜」から「TO THE FUTURE」。
「S.Y.S.」はとみさんもみんなに自由に感じてほしいという気持ちからか、作った背景をこれまでほとんど話してきていなくて、歌詞の中から「今、世界で起きていること」への憂いは感じていたものの、MCできっかけを聴いてよりそれが深く染みた…多くの人が涙して聴き入っていたと思います。私も泣いた。
私はこの曲、音の揺り戻しが強くて、揺さぶられてしまって、歌詞以前に曲に泣かされてしまうので(曲そのものに感情が強く表されていると思うのです)、そこに意味が乗ってきて、この日は溺れる心地でした。うう。
そして、美しい、美しい、哀しいのに明るい「TO THE FUTURE」へ。もう完璧なエンディング!!感。この曲の強い終止符感ってなぜ生まれるのか、音楽的に誰か解明してほしい…。
この2曲はレスポンスは不要で、ただただみんな聴き入るのみ…という感じでした。
本当はここで本編、終わりだったようなんですよね。隼さんもさっとギターおろして帰ろうとしていたんですが、とみさんが、まだやりたい、やっぱりやりたい、と主張して(とみさんの喉を見て本編からはずしてたと思われる)「LOOK BACK」を最後に。
「お、やんの?」みたいな顔でさっと隼さんもタイチさんも戻ってきてドガーンと。
期せずして、私達があのアルバムに感じている「循環」を目の前に見ました。くるりと帰ってきて、新たにまた人生が始まっていくんだよなぁ…と聴くたびに思うのですよ。死ぬまで、終わりはない。
アンコールは対バンのときはいつも悩むんだけど、とみさん、引っ込むときになんも言わなかったから多分ありだろう!とみんなで拍手しながら待ってたら出てきてくれました。
アンコールは「惑星ダブリス」。
これまでのアルバムの曲だって最高だろう?ってドヤァって音でした。最高だした!
(この曲とLBTFのジャケットって繋がってるんだと私は思っていたので、これがアンコールなのは嬉しかった。宇宙飛行士の帰還!)
これからのtoybeeライブのセットリストは予想がほんとにつかなくなるなぁ…と名曲ばかりが増えたなぁ…とそんなふうに今、振り返っています。
武者修行は、終わった
2年前の9/18、その日を境に武者修行期間に入る…として出ていたライブハウスがここ、千葉LOOKでした。
たまたまその日、見に行っていた私。忘れられない大雨の日。
足の置き場のほうが多いかも…なくらいのゆるめの客席で「これが終わったらそのまま死ぬくらいのつもりでやってるんだ」と吼えてたとみさんの心の痛みはその頃は全く知らなかった…今となると相当に焦燥していたんだろうと思います。
そんな場所なので、この日、ここにでっかいポスターが出ているのを見て感激でした。長く、それこそボーイズの頃から応援してきた人達の感激はもっともっと強かったろうと思います。
(千葉LOOKはロックバンドの聖地のひとつで、ツアー初日のバンドときはこの大きな大きなポスターを作ってくれるのです)
半年間ライブを休んで練習したり制作したり、とみさんはYouTube始めて周りからバカにされたり揶揄されたりしながらもそれでも何かを脱却しようとカタール行って、ぼざろ実況始めて、そしてそこから爆発的に跳ねて「とみといびー」という媒体をうまく使いながらtoybeeを育ててきた2年間。
来年1月のクアトロをソールドアウトさせるためにも、ここからのツアーは正念場。今、Queはソールドアウトさせられるところまで来ました。
もうひとはね!だ!!
とみさん、この日も、今日が終わったら死んでもいいってつもりで俺はここに立ってる、みんなも明日生きてる保証なんかないんだからさ、思い切りやろうぜ!と「2年前と同じMC」をまったく逆の意味合いで強く明るく決意を込めて言っていて(2年前は悲壮な叫びだったから)そのことにひとり泣きました。
よかった。
武者修行、ほんとに終わったんだなあ…と思った夜。
千葉LOOKから新たに始まるtoybeeの歩み、一緒に歩き続けられるのを嬉しく思います。
次の道程のマイルストーンは1/27のクアトロワンマン。
物販に毎回、カウントダウンが出るのですが、今、95日ってところ。とうとう100日を切ったよ!
早く決めるほど整理番号は早くなる。当たり前のことですが、クアトロはでかい柱があって見え方にちょっと癖のあるライブハウスなので、早く入って好みの場所を選ぶのをオススメだっ!
まだ迷ってる人、チケット取ればふんぎりがきっとつきます。
みんなで集まりましょう~~~!