幸せな幸せなカウントダウン!〜QUE’s COUNTDOWN 2025~愛すべきROCK’N NEW YEAR【31回目の年越し!】2024.12.31-2025.1.1
幸せな幸せなカウントダウン!〜QUE’s COUNTDOWN 2025~愛すべきROCK’N NEW YEAR【31回目の年越し!】2024.12.31-2025.1.1
下北沢CLUB Que
BugHolic
nano.RIPE
toybee
鶴
カウントダウンライブに行ったの、何年ぶりだろ…?
COVID19禍前は、5年くらいは行きつけのライブハウスでカウントダウンして、始発が動くまでだらだら飲んで、放射冷却でキンキンに冷えた道を歩きながら「来年はもうやめよう…」と思って家に帰って正月2日間くらいダメにする、というのが恒例でした。
それが、COVID19禍でどこのライブハウスもできなくなり、行きつけの店はそっと閉店し、当たり前のようにあった終夜運転はなくなり…大みそかは家でひっそり過ごしてきたここ数年。
ようやくやってきた、ライブハウスで振る舞い酒にヨッパライながら迎える新年でした。あまりに楽しくてうっかり終電を逃し、どうやって帰ろうかな~と悩みながらも嬉しくてなんだかほろほろと泣いてしまってました。
幸せでした!!!
もう2月だけど(笑)改めて、新年あけましておめでとうございます。今年もみんな、幸せに、楽しく、嬉しく過ごしましょう!
Queもここまでの完全なカウントダウンイベントは久しぶりだったようです。3部制で、夕方からの第1部、夜から日付が変わるまでの第2部、朝までやるぜの第3部。
toybeeは2部の出演でした。
面子からtoybeeは2番手かな、それであれば終わってから終電ぎりぎりまで聴いて帰ればいいかな~なんて思っていたところ、びっくりの3番手で、toybeeが終わった段階でもう地元路線の終電に間に合わないのが確定。
であれば、小田急の終電まではいようかな、ということで、鶴のアンコール1曲目の途中までいて帰宅しました(実際は地元の手前まで戻って、そのまま初詣してから始発で帰宅しました。放射冷却きつかったぜ~~~)。
そんなわけで、最後まで聴けなかったけど、鶴が最高すぎました。大人なんだけど、洒落っ気も茶目っ気も溢れていて、遊びがたっぷりで、なにしろうまい…!! またライブ行きたいです。埼玉県人としては愛さずにいられない!!
BugHolcは若さ溢れる音の中に駄々もれの色気、nano.RIPEはさすがの手練れ感で洗練されたサウンド。toybeeは明るくエネルギッシュで、インフルエンザ明けのとみさんは歌えてうれしい!!が爆発してました。目撃できてよかったです。
BugHolic
Yu-go Vo.
りゅー G.
ユーリ Ba.
大樹 Dr.
BugHolicはCLUBQueで、toybeeが企画した「オトモダチ計画」に出てくれて…あれは春だったから、約1年ぶりくらいですかね…そのとき以来。
そのときも、同期を多用して世界観を広げていくゴージャスなサウンドに大きなスケールを感じたし、それは今回も変わらなかった。華やかで、大きくて、何よりもこちらを煽る、乗せていく、ご機嫌なサウンド!
toybeeがとみさんがふんわりしてるのでそうは見えにくいけど実は無骨なギターバンドなのと対照的なんだよなぁ…。こんなこと言われても嬉しくないかもだけど、あえて例えで分かりやすく言うとKingGnu、彼らの音楽を想起する。使えるものは何でも使ってったれ、的な貪欲さ。
でもね、1年近く経ってすっごいびっくりしたのは、めちゃくちゃ色気が…!!
特にボーカルのYu-goさん。あんなに客席とアイコンタクトしてあんなに色っぽく迫るボーカリストでした!?か!?
最前で見てたお友達、何人か崩壊してたし、私も見つめられて心臓止まりそうでした。ごめんよ、こんなおばちゃんで…(テレテレ)。破壊力凄かったです。
ギターのりゅーさんはぴょんぴょん跳ねて、エネルギッシュ。ユーリさんは小さな身体でふっといクールなベース。大樹さんのドラムはビシバシ身体に響く。
いいバンドでした!
2/19にはフルアルバム「共感覚」をリリースとのこと。いつかの再会が楽しみです!
nano.RIPE
私、不勉強で全然、nano.RIPEさんは知らず。
アニメの主題歌もたくさん作られてる、toybeeからすれば先輩のバンド…ユニット…?なんですね。
ステージの格がでかい!
この日のフロアにはnano.RIPEファンが圧倒的に多かったように思います。
きみコさんの、きみコさんにしか出せない声がエモーショナル。ジュンさんのギターのクールなスタンス。
ベースとドラムのおふたりはサポートなのかな…?非常にプロフェッショナルなステージでした。
「花咲くいろは」を通じて繋がった金沢への強い想い、たくさん語られていたのが印象的。最後に歌った「ハロー」という曲の歌詞のやさしさも。
正直、この日は音楽の熱気とファンの熱気に圧倒されました。凄かったな。
toybee
冨塚大地 Vo.&G.
鍔本隼 G.
藤盛太一 Ba.
Tomoki Dr.
ライド・アンド・ライブ
全米は泣かない
ステルオンナ
SuperImagination
道化師のラブソング
GOLDEN AGE
いやもう絶対に2番手と信じていたのに、nano.RIPEを差し置いての3番手。びっくり。二位さんの期待をそこに見てもいいでしょうか。
toybeeにとっては、2024年ラストのステージ。
直前に実はとみさんとタイちゃんが揃ってインフルエンザに罹患、12/22のサンスト(リリースツアーのセミファイナルでした…)を休演していたのもあって、久しぶりのバンド全員揃ってのライブになりました。
12月はとみさんはソロツアーに出ていて、12/17にアコセットでのライブがあったものの数曲だし、バンドとしては1ヶ月まるっと空いた形でした(配信はあったけどカバーライブだったしねー)。
私は、名古屋・大阪は行けなかったので11/19のQueでの「佐倉の進撃」(笑)以来で、いやーもーほんとこの音に飢えてた、私!!って気持ちでした。
特にトモキさんはほんとに久しぶりだったので、やっぱこの強いドラム、好きッ!!ってなってました。
オープニングは「ライド・アンド・ライブ」。
ツアーで育ててきた、それぞれの存在感の強い導入からもうご機嫌! みんなで身体を揺さぶるの楽しい!
そして、びっくりした2曲目の「全米は泣かない」。
えっもう!?と思ったけれど、この曲はそもそもとても開放的な音だし、アルバムでも1曲目だし、全然ありなんですよね。みんなもびっくりしてたと思うけど、びっくりした分、湧いたとも思います。
そして、「全米」から「ステルオンナ」への入りがこれがもう、最高にカッコよかったんですよ!
大人のロックバンド!って感じのオシャレ展開ッ!隼さんのカッティングに痺れちゃう。
この日は、隼さんのアンプがSuproではなくマーシャルだったんですが、だからなのか、少しワイルドな音に感じました。
そして、「ステルオンナ」の2番頭のタイチさんのベースは何度、聴いても最高です。
「捨てちまえ、弱い心の全部!」のあとのノイジーな音も、ラストにかけてのギターフレーズも、とにかくこの曲はどこを切っても一筋縄で捉えきれない、多面的な魅力があって、聴き飽きないです。
「SuperImagination」からの「道化師のラブソング」からの「Golden Age」は聴く方も跳ねる、跳ねる、跳ねる、で死ぬ展開。とみさんも多分、しんどいと思うんだけどなぁ〜(笑)でも、めちゃくちゃ楽しかった!
「道化師のラブソング」のとみさんのギターソロ、またうまくなってて、おーー!っと思ったんだけど、出だしはなんかおかしくなってましたね(笑)ソロ後の歌いだしもうまく入れなかったし、バチッと決めきれないのがほんと、とみさんだなーと思います。そういうところも含めて愛してるのがtoybeeファンだと思いますが。
ほぼ音源と変わらないアレンジで来るtoybeeでも毎回それぞれの揺れはあって、ブレイクのところは全体に音が強めでした(ブレイクまではクラップさせてから、ピタッ!と止める流れで落ち着きましたね)。
とみさんはMC少なめに感じましたが、それでもステージに上がると出ちゃうオラオラがちらほらと。
「大晦日なのにライブハウスなんて【こんな場所】に来ちゃって…」と言いかけたところで言い淀みがあって、スパッと言っちゃわないあたり、とみさん、オトナになりましたね(笑)
でも、最後には「負けたか、鶴に!」と次のカウントダウンを狙うと豪語。「野望もだしていかないと!」と、とみさんらしいメラメラしたMCで締めた2024年でした。
そして、この日は1/27クアトロワンマンまであと1ヶ月弱、ということでこの時点での残枚数(100枚)カー発表され、その売れっぷりにみんな大喜び。
嬉しい大晦日の締めくくりとなりました。
鶴
秋野温 Vo.G.
神田雄一朗 Ba.
笠井快樹 Dr.
ソウルメイト今夜
こんばんは鶴です
乾杯
最高
トランスポート
愛はどこから?
ナイトフィーバー
圧巻でした。
これぞ大人のサウンド。うまくて、楽しくて、何度でも聴きたくなる味があって。
どの曲も歌詞がめちゃくちゃユニーク。そして、ボーカルの秋野さんのまあるい声が温かい。
スリーピースなのに全然、ほかのバンドに負けない、いや、勝ってるやろ、なほどの音の厚み!
客を載せるうまさもさすがです。
「こんばんは鶴です」であっという間にフロア中に鶴が誕生してて、もう最高でした…!
カウントダウンからの新年明けたところで「乾杯」そして「最高」。明るく賑やかなセットリストが並びました。
2025年は鶴さんもアルバム出したいねーってことで、リリース日もはっきり決まってないのにツアーを組んだそうで、そのタイトルも「アルバムツアーってなんだっけ?」。間に合わなければ間に合わないで成り立つじゃん、って話してて大ウケでした。いいなぁ、ゆるくて面白くて。
「トランスポート」は新しい曲のようなんですが、みんなのところに愛を運ぶよ、って曲のようで、とても好きでした。「愛はどこから?」で本編おしまい、実は第三部の開場がすぐに迫ってたのでアンコールは「ナイトフィーバー」1曲。みんなが飛び跳ねてる様子を見つめつつ、小田急の終電のために途中で現場を失礼しました。
最後まで見たかったなーアーカイブで見てなおなおそう思いました。今度、ちゃんと見に行きます!
振る舞い酒、最高!
カウントダウンの瞬間は、Queから振る舞い酒が配られました、びっくりしたー!ありがたかったーー!
きみコさんもステージからお酒を配ってくれ、我らがtoybeeからはとみさんも登場し、Queの用意してくれたカウントダウン動画でみんなで「10!」からカウントダウンしての、ハッピーニューイヤー!カンパーイ!!
鶴のファンもtoybeeのファンも、nano.RIPE、BugHolicのファンも垣根なく、コップをぶつけて新年を祝いました。
たーのしーー!
最高のカウントダウンライブでした。
こんなハッピーな瞬間にまた出逢えるようになって、よかった。素晴らしい機会をありがとう、CLUBQue、ありがとう、二位さん!
次はtoybeeがカウントダウンの瞬間を任される…かしら? 期待して待ちたいと思います!!