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不完全でいいのだ。未完成でいいのだ。

さわやか律子さん

本日、8月21日はパーフェクトの日。
この発端は中山律子さんが女性プロボウラー初のパーフェクトゲームを行った日で、テレビで放映されたことにより、後のボウリングブームのきっかけになったという記念日すべき日です。


ボク自身はさわやか律子さんは昔のCM特集や懐かしいのテレビ特番などでしか見たことがありませんが、すごく偉大な方であることは知っています。

逆さの意味


パーフェクト→完璧。そこから思い浮かんだのは日光東照宮の陽明門の逆さ柱のことでした。
12本ある柱のうち1本だけが逆さに建てられているというもので、魔除けの逆さ柱と呼ばれています。完成されたものは崩れていく、魔が差さないようにわざと逆さに建てられているだそうです。


これはどんなことにも言えることで、栄枯盛衰。頂点を迎えるとあと落ちるだけ、登り詰めてしまうとあとは降りていくしかない。
つまり、何かが足りない、不足しているくらいがほどよいということだと思う。


必死じゃなくていい


個人的に「必死」とか「死ぬこと以外はかすり傷」とかあんまり好きじゃないんですよね。
「必死」が字面とおり、必ず死ぬわけではないことはわかっていますが、一生懸命に全力で頑張っていると想定外の出来事が起きたときに対応出来ないんですよね。
「死ぬこと以外はかすり傷」も言葉のあやであることも大人なので知っていますが、死ぬことを出さないと頑張れないことってそんなにありませんよね。


大切にしていること


そこで大切にしてる考え方があって、高卒で入社した会社の上司が言っていたことなんですが、「いい加減でお願いします」「適当にやっておいて」の二つです。


どちらも言葉で聞いても、文字で書いても、いいイメージが湧かないですよね。ただ、それも狙いである言葉なんです。「いい加減」というのは雑にやるではなく、ほどよいさじ加減でいう意味で。「適当に」というのはテキトーにではなくて、文字通りの適切に当てはまるようにちょうどよいことを表しています。


つまりBESTではなく、限りなくMORE BETTERということで完璧じゃなくていいということです。
手を抜くということではなく、ちょうどよくするんです。100%じゃなく99.99……くらいということです。成長し続けるためにそうあるべきだと。


さいごに


ボウリングの話から軌道が変わって、ガターになってしまいましたね。
一投目で全部倒せなくてもいいんですよね。ボウリングも二投目で倒せばスペアですからね。
パーフェクトゲームにはなりませんが、ゲームは楽しく出来るはずです。

いつもよりちょっとちゃんとしたことを書いたのは最後はオチないオチをつけてみました(笑)

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