速いことは大切なこと
汚く書いてるわけじゃなくて……
皆さんは速記って知ってます?
たまに国会中継で議員じゃない人がいたり、
裁判などでその職業じゃないような人がいたりするのありません?
あの人たちは、速記をしている人かもしれません。議事録、裁判記録など出来るだけ速く作らなければならないものを作るために、すごい大切な仕事をしてくれている人たち。
今ならパソコンもあるし、レコーダーとか色々最新の機械があるのだから、それで大丈夫じゃんと思いそうですが、日本人だからといってみんながみんな標準語を話しているわけではなく、同じ日本人でもさまざまな方言や訛り、イントネーションの違いなどはなかなか判別出来ないこともありますよね。
そういうことも含めて、数人の方々が手分けをして、きちんとした資料として残してくれるべくお仕事をしてくれています。
↑こちらは早稲田式と言われる速記法で、
それ以外にさまざまな速記があるそうです。
田鎖綱紀が東京・日本橋で初の速記講習会(日本傍聴筆記法講習会)を開催。この速記法は田鎖が自ら考案したものです。その速さから「電筆将軍」と呼ばれていたようです。
講習会の7周年記念会を開いた時にこの日を「速記記念日」として制定。
このことにより現在にまで、消えることのない速記の文化が日本に根付いたわけです。
時代によって古いからと消えてしまう文化ばかりではなく、時代の進化のなかでもきちんと残っていくものもあるというのは、なんか素晴らしいなぁ。と思い、この記事を書きました。
というわけで、本日10月28日は速記の日です。