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うまくいって幸せになることのできる選択肢。
出来事と選択肢は
全くの別物であって
誰かに何かを言われたから
誰かが何かをしたから
ということは何かを選ぶ
理由にはならない。
あくまでもあれはあれ
これはこれ。
それを混同すると
まともな選択をすることが
できなくなってしまう。
でも怒りや憎しみや悲しみや恐怖や
不安の感情に呑み込まれてしまうと
それらの感情が生じるキッカケとなった
出来事と選択肢を結びつけてしまい
後になって振り返ると不思議に思うほどに
つまらない選択肢を選んでしまいがちになる。
そして出来上がった
つまらない現実を見て
出来事の中の登場人物を
責め非難する。
でも気に食わないとしか思えない
今の現実はあくまでも自分の選択の
結果なのであって
出来事の中の登場人物の
せいではない。
どんなに悪者に見える登場人物も
どんなに力があるように見える登場人物も
自分に選択を強制することなど
できないのでから。
あくまでも今の現実は自分の好き勝手な
選択の結果でしかない。
だからつまらない現実を
変えたいと思うのなら
一旦感情を鎮めて出来事と選択肢を
切り離して考えていこう。
そして冷静になってあらゆる選択肢を
見つめられるような地点に立ち戻って
感情に支配された選択肢ではなくて
本当に好きだと思う選択肢を選んでいこう。
冷静な視点を
取り戻したら
目の前にある大好物のメロンを無視して
わざわざ苦手なバナナを選んで食べている
自分に気づくもの。
苦しみや違和感は自分が囚われている
出来事の中の登場人物のせいではなくて
自分自身に苦手なバナナを無理矢理
食べさせている自分のせい。
現実を変えるとか幸せになることって
本当にシンプルで簡単なこと。
当たり前のように普通に
好きなものを選べばいいだけ。
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