実家から出たことがない女と結婚はアリか?【子供部屋おじさん、おばさん】
いい年して実家暮らしをしている人に対する社会のイメージが良くありません。「子供部屋おじさん」「子供部屋おばさん」と揶揄されることもあります。
○実家暮らし=経済観念がない
○実家暮らし=自立しておらず親に依存している
といった印象があるからでしょう。
そして、恋人が「子供部屋おじさん」「子供部屋おばさん」の場合に、結婚を躊躇してしまう人も多いのが事実です。
しかし、結論から言えば、実家から出たことがない女(男)との結婚はアリです。
私は元婚活アドバイザーでたくさんの人の婚活を見てきましたし中には実家暮らしの方もいましたが、実家暮らしかどうかは人としての良し悪しとあまり関係ないです。
一人暮らししている人にもダメな人はいっぱいいますので、結局はパートナーの性格を個別にしっかり見て判断することが大切です。むしろ、性格は良いのに実家暮らしだからという理由だけで人気がないような人は、パートナーとしては「掘り出し物」と言えるでしょう。
実家から出たことがない子供部屋おじさん、おばさんとの結婚に迷ったときは、以下の点が問題ないかチェックしてみてください。
①親や実家に依存していないか?
②向上心や挑戦する姿勢があるかどうか?
詳しくは後述していきます。
ポイント①:実家や親に依存している人はやめておいた方がよい
実家暮らしのメリットについて述べると、まず第一に経済面での負担が軽減されるという点が挙げられます。自分の部屋や食事、水道光熱費など、共益費の多くは親が負担してくれるため、自身のお金を抑えられるメリットが大きい。家賃や光熱費、食費などの支出を節約できるため、自己資金の貯蓄や将来への投資が可能になります。また、両親から学ぶ数々の知恵や経験も貴重であり、将来に役立つことも少なくないです。
しかしながら、このような便利さや手厚いサポートが、あまりに当たり前に感じられてしまい、自立するための一歩を踏み出すことが難しくなる兆候もあります。 実家暮らしの中では、自らの生活や家計管理についての責任をあまり感じないこともあります。部屋が散らかっていても、食事を作ることなく外食を続けても、それが家族の誰かに代わってやってもらえる環境の可能性もあります。
このような状況が続くと、自立する力や責任感が鈍ってしまい、将来的に自分一人で生活を立てていくための準備が不足している可能性があるのです。 また、実家暮らしの中では、親子関係や家族の中でのポジションが固定化されやすいという一面もあります。自分が子供の立場に甘えてしまい、親に頼りっきりになってしまうことで、自立する力を養う機会を逃してしまうかもしれません。このような依存の兆候が強まると、将来的に自分の力で生活を支えることが困難になり、社会とのつながりや自己実現の機会を失う可能性があります。
また、自立心や社会性を養う機会が減るという点が挙げられます。自分一人での生活を経験することができないため、他者との対人関係や問題解決能力が十分に身につかないかもしれません。また、実家暮らしの環境では、自分を客観的に見つめ直す機会が少なくなるため、自己成長や自己認識の向上にも課題が残ります。
実家暮らしだからといって、必ずしも実家や親に依存しているわけではありませんので、貴方のパートナーが上記のような依存心を持っているか、日頃の行動や発言をよく観察することで見抜くことが必要です。
例えば、私が以前に関わった婚活女性の中には、40歳を過ぎているにもかかわらず、自分のスマホ・通信費や生活費を親に支払ってもらっている人がいました。
婚活の前にまず「経済的自立」「精神的自立」の必要性をその女性に伝えたのですが、めんどくさそうな顔をしていました。会話の受け答えを見ても、自堕落でズボラな印象がありました。このような相手は結婚のパートナーとしては選ばない方が良いでしょう。
一方で、実家暮らしであるにもかかわらず、仕事も家事もしっかりとでき価値観もしっかりしており、実家暮らしの利点を生かして2000万円以上の貯蓄をしている婚活女性もいました。このような方は結婚のパートナーとしては最良と言えます。
ポイント②:向上心や挑戦する姿勢がない人はやめておいた方がよい
もう1つの問題は、実家暮らしの人は保守的で居心地の良い場所から出ようとしない性格である可能性がある点です。
人間は快適で安定した状況にいると、その状況に留まりがちです。この「心地よさの罠」は、自己成長の障害となり得る要因の一つです。日々同じような環境に囲まれ、変化や挑戦を避けてしまうことで、自己成長の機会を逃してしまうこともあります。
挑戦することによってこそ、自己成長が実現するのです。 挑戦する意義とは、自分自身の可能性を広げ、成長するための貴重な機会を提供してくれることにあります。新しいことに取り組むことで、自分の能力や限界を知ることができます。挫折や困難があっても、それを乗り越えることで、より強い自分自身を見つけることができるのです。
さらに、挑戦することは、新たな気付きや学びをもたらしてくれることもあります。新しい環境や状況に挑むことで、自分の知識や経験が豊かになり、視野が広がることで、他の人々とのつながりや協力関係を築くこともできるでしょう。 挑戦することはまた、自己成長において重要な要素でもあります。定期的に新しいことに挑戦することで、自分自身を高め、変化させることができます。これによって、自らの可能性を広げ、自発的に成長し続けることができるのです。
現代は変化の激しい時代であり、これからはChatGPTをはじめとしたAI技術やITの発展に伴い、人はどんどん仕事を奪われていきます。
未経験の事に挑戦する姿勢が無い人や新しい物や価値観が苦手な人を結婚のパートナーにしてしまうと、2030年以降の社会では厳しいハンデを背負うことになるでしょう。
もちろん、実家暮らしだからといって挑戦する姿勢が無いと決めつけるのは良くありません。こちらも貴方のパートナーに挑戦志向があるかどうか、日頃の行動や発言をよく観察することで見抜くことが必要です。
例えば、実家暮らしであったとしても、「積極的に海外に行く」「趣味が多彩」「新しい知識の吸収やスキルアップに熱心」など、自分から能動的積極的に行動できる人物であれば安心です。
まとめ。実家から出たことがない人との結婚はアリだが相手をよく見極める
実家から出たことがない女(男)との結婚はアリです。一人暮らしの人でもダメな人はいますので、結局は個人の問題です。
ただし、実家暮らしという環境がダメな人を生みやすい環境というのも確かなので注意が必要です。相手をよく見極めましょう。
見極めのポイントは「①親や実家に依存していないか?」「②挑戦する姿勢があるかどうか?」です。
その他にも以下の観点でも確認しておきましょう。実家暮らしの人にありがちな問題点のリストです。
第一に、自己中心的な傾向が見られる女性は結婚相手として不適切です。相手の気持ちや立場を考えず、自分の欲求や利益を第一に置く傾向があると、将来的なパートナーシップに支障をきたす可能性が高まります。
第二に、コミュニケーション能力が乏しい女性も結婚相手として不適格です。結婚生活においては円滑なコミュニケーションが求められますが、相手の意見や感情を理解し、適切に伝えることができないと、関係がうまくいかなくなるでしょう。
第三に、怠惰で努力を怠る性格の女性も避けるべきです。結婚生活はお互いが協力し合い、努力を惜しまずに支え合うことが求められます。しかし、怠惰なパートナーは家事や子育てなどの責任を逃れがちであり、家庭の安定を脅かす可能性があります。
第四に、自己管理能力が低い女性も結婚相手として不適切です。生活全般において自己管理ができず、金銭面や健康面で問題を抱える可能性があるため、将来の安定に影響を及ぼすおそれがあります。
第五に、親の意向に振り回されやすい女性も結婚相手には適さない特徴です。結婚生活にはお互いの意見や価値観を尊重し合うことが重要ですが、親の意向に左右されるパートナーとの結婚はうまくいかない可能性が高いです。
実家から出たことがないパートナーと結婚すると、価値観の違いに直面する可能性が高まります。実家から出ていない人と、出ている人とでは、生活環境や考え方が異なることが少なくありません。
このような価値観の違いに対処するためには、お互いがコミュニケーションを通じて理解し合うことが不可欠です。 まず大切なのは、相手の立場や思考を理解することです。相手が実家から出た経験がないため、その人が抱える思いや価値観の根底に何があるのかを知ることが重要です。自分自身が常識だと思っていたことが、相手にとっては異なる価値観として受け入れられているかもしれません。お互いがこの点を理解し合うことで、価値観の違いを乗り越える第一歩となります。
パートナーをよく観察し、パートナーとよく話あって、本当に結婚しても大丈夫か見極めていきましょう。
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