IBSを知って欲しい!インターンが感じたウンログの魅力って?
ウンログでインターンをしている河南です。
そもそもなぜインターンを始めようと思ったのか、そして数ある企業の中からなぜウンログを選んだのかなど、自分の経験も踏まえてお伝えできればと思います。
ではどうぞ!
IBSに悩まされ続けた過去
「先生、おなかが痛いのでお手洗いに行かせてください...…」
これまで、この言葉を数え切れないほど口にしてきました。私は、IBS(過敏性腸症候群)の当事者です。IBSとは、交通機関内や授業中などのトイレのない(行きづらい)場所、ストレスを異常に感じてしまう瞬間に腹痛を催しやすくなる病気です。
私の場合、中高時代は多い日で50分の授業中に3回ほどトイレに行ったこともあります。でも、学校生活のなかではトイレに行きづらい場面ばかり。授業、テスト、集会、通学など、その場を離れることが難しいことが多いです。クラスの中で「トイレに行ってきます」を言うのはさらにハードルが高くなります。みんなの視線が集まること、集中を阻害させてしまうかもしれないこと、そして後でからかわれるかもしれないこと、など言いづらさや席を立ちづらい雰囲気を感じてしまいます。でも、この思いが強まれば強まるほど腹痛は頻繁になりました。
そうなると、授業もテストも集中できなくて、「何のために学校行ってるんだろう」と思うようになってしまいました。自暴自棄になって、そのまま遅刻欠席が増えてしまったんです…….。それでもなんとか頑張って卒業はしましたが、IBSには悩まされ続けていました。
悩んでいるのは自分だけじゃない!
Twitterでインフルエンサーの方が「ウンログ」という便記録アプリを使用しているという投稿が、大バズリしていました。それを見て、自分の腸の状態や、食生活の管理を意識したことがないことに気づきました。そのツイートがきっかけで、ウンログに出会い、ユーザーになりました。お気に入りの機能はウントーークで、この機能のおかげでIBSの方が実はたくさんいるということを知りました。「悩んでいるのは私だけじゃないんだ....!」と気づかされ、心が少し楽になったんです。
環境が変われば生き方は変えられる
大学に入学してから、マイノリティーや多様性、インクルーシブ教育という言葉に興味を持ちました。「授業中お腹痛くなったことたくさんあるけど、我慢してきたよ」、「皆勤のためなら保健室なんて意地でも行かない!」と言ってる友達がいて、凄いな、尊敬するなと思うと同時に、自分てダメな人間なんだと思ってしまいました。ちょっとやそっとのことも我慢できない、社会でやっていけないって。でもマイノリティーや多様性、インクルーシブ教育を学んでから、周りの環境や考え自体を変えてあげることで、その人の生き方や考え方は変わっていくんじゃないかと思い始めました。
オルタナティブスクールでボランティア活動もしているのですが、そこにいるとヒントがたくさんあったんです。毎日登校というルールがない分、学校へのハードルが下がること、自由な学びや自然の中での生活など、環境で子供たちの成長も変わってくるということを知りました。例えば、トイレに行くには許可がいることが当たり前だと思っていました。どの学校も同じことが行われていると。でも、このオルタナティブスクールは、自由にトイレに行ける環境だったんです。フリースクールでもそういった場所はあります。当たり前なんてない。それに自分が良いと思った場所で活躍できればいい、これを本当に実感しました。これらの経験を通じて、IBSの子どもたちのための教育環境を研究して、作り上げていこうと決めました。
インターンをしようと思ったきっかけは、IBSに関わる場所で何か体験をしてみようと思ったからです。IBSの患者を知るという意味で病院ボランティアや、教育現場の実態を観察するために教職ボランティアなど、悩みましたが正直どれもピンとこず、やりたいことではなかったんです。やりたくないこともやらなければ、それは研究にはならないのではないか?という葛藤もありました。
地域貢献のために市と連携しながら様々な活動を行っている友人に、このことを相談してみたんです。すると、「一見関係ないと思うようなことでも、実は全部繋がってるんじゃないかと思っている」と言われました。そこで気持ちが切り替わったんです。研究に沿ったことをやらなくてはならないのではなく、自分のやりたいことが関連していくことを大切にしていこうと思うようになりました。
また、ちょうどこのころ「ミセン」という韓国ドラマを見ていて、会社ってどういうものなのかとても気になっていました。なので、まずは企業でインターンをしてみることに決めたんです。ウンログを選んだきっかけは、やはりあのウントーークで自信をくれたこと、そして(こんなことを言うと怒られるかもしれませんが(笑)。)直感で決めてみました。自分の何がすごいって、ウンログ、インターンを募集している様子がHPからうかがえなかったんです。なので直接問い合わせからインターンをやらせてほしいと頼みました(笑)。
ウンログの環境の魅力
ウンログで働く環境は、私が中高生時代に望んでいたものでした。特に魅力的な部分が3つあります。3つの魅力をそれぞれご紹介します。
魅力1:自分の好きなところで仕事ができる
ウンログは、オフィス、自宅、サードプレイスと働く場所は人によってさまざまです。メンバーの中には日本各地で働いている人たちもいます。私は元もと、長時間イスに座って何かをするということが苦手です。そうせざるを得ない場面ではシャーペンで手の甲をさしたり、貧乏ゆすりをしたり、そのたびに先生に怒られていました(笑)。
ウンログでは立って仕事するもオッケー、動き回るもオッケー、1つの場所にとらわれずにカフェで仕事をするのもオッケーなんです。自分のやりやすい環境で作業に取り組むことができ、最高だなと思いました。
私は兵庫県にいるのですが、今の社会情勢から東京に出向くことには無理があります。しかし、立地が理由で自分の夢をあきらめるのはもったいないと感じます。そういった点で、Wherever you want to workな環境は素敵だと思いました。
魅力2:好きな時にお手洗いにいける
閉鎖された集団の中でトイレに行くことについて上記でお話しました。手を挙げる瞬間や、手を挙げても先生が気付いてくれないと立って自ら先生の方に出向いて報告したり……これらの光景っは今でも脳裏にこびりついていて、1種のトラウマになっています。
しかし、みんなが出入り自由ならそもそも”恥ずかしい”なんていう感情もわきません。それにどれだけ閉じこもっていようが、気にすることもありません。用を足すのは自然現象ですし、それに短いも長いも関係ありません!人それぞれです!このような考えが社員同士で広まっている環境が魅力の一つでした。
魅力3:上下関係がない
トイレやお腹を取り巻く環境以外にもいいなと思うところがあります。ウンログはメンバー同士のコミュニケーションがフランクなんです。
今の若者は敬語が正しく使えていないと言われることがあります。最近好きなYoutuberの方が「〇〇”させて頂く”って変だよね」と話ていました。大学の教授でも使っている方はいたし、私はかなり頻繁に使ってしまっていたので、正しくないということを知ったとき、他にもきっと間違って使ってしまっている敬語がたくさんあるのだろうなと思いました。そうなると言葉選びが怖くなってしまいました。ミスをした、分からないことがあった、その報告や質問をするとき、さあどの言葉を使って伝えよう、とそこから考えてしまうんです。してしまったことを伝える方が明らかに先だと思うのですが....。しかし、上下関係がないともう少し脳の働きをカジュアルにできます。それに、これ苦手なんです、やったことないのでわかりません、とプライド関係なく意思表示がしっかりできるというのも良いポイントだと思います。
自分のことを客観視することができた
業務の内容は、ウンログの広報、PR業務のサポートや、採用広報、チームビルディングに関するサポートをしています。毎日、学びが多いです。
この記事作成も、ちゃんとした記事を書くこと自体が初めてで右も左も分かりませんでした。そんな私にも長瀬さんが丁寧にまとめて説明してくださって、しかもとても分かりやすいんです。相談や質問も気軽にできて、そんな雰囲気づくりができる長瀬さんみたいになりたいと思えました。尊敬できる存在です。
ウンログでのインターンは、自分のことを改めてよく知ることにも繋がっています。私はやろうと思ったらここまでできるんだ!とか、実は私、謝りすぎてない?これは謝るのではなくて、感謝の言葉に変えてみたほうが良いかも……?など、自分を客観視できる機会になっています。
ウンログは、好きな時間に好きな場所で仕事ができる、とても魅力的な環境です。私も、朝の時間や授業の合間に少しずつ業務を進めています。でもその分、自分自身で自己管理をすることが必要になります。周りの目がないと休憩も取りやすいですが、タスクを決められた時間内に終わらせるには時間管理が大事。これはリモートワークならではだと思います。
まとめ
入社してまだ1週間しか経っていませんが、身につけなければいけないことの多さを実感ています。課題が出てくるたびに改善策を練ったり、長瀬さんからアドバイスをいただいたりしています。これからもたくさんの課題が出てくると思いますが、どうすればいいのかを考えて、いろいろ試してみたいです。周りのサポートも得ながら、成長していければいいなと思っています。
牛乳を飲んだり、ジャンクフードを食べたりさまざまな理由で「お腹が弱い」という人がたくさんいます。私がIBSのことを知らずに悩んでいた頃は、薬や整腸剤で治るよ、と言われてきました。実際はIBSは薬だけでは治りづらいということ、IBSそのもののことをもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。ウンログで、IBSのことを発信していきたいと思います。