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「UnLimiteD_Trade」機能紹介 ナンピンとPF決済

こんにちは、UnLimiteDグループです。

今回は、FXの取引支援ツール「UnLimiteD_Trade」(アンリミテッドトレード)の「ナンピン機能」と「PF決済」についてご紹介します。

某カリスマニートが億単位で稼いだ手法とも言われていますので、順番に確認していきましょう。

※前回はこちら
FX取引支援ツール「UnLimiteD_Trade」機能紹介 トレンド決済


ナンピン機能


ナンピン機能とは、文字通りナンピンを自動で行う機能です。

つまり、注文した方向と逆に相場が進んだ場合、自動で追加注文を入れ続けます。

ナンピン・マーチンゲールの理論は賛否ありますが、設定次第ではびっくりするほど勝てますので、実際の相場で見てみましょう。

今回は、川ツール「UnLimiteD」と「UnLimiteD_Trade」を使用しています。



まずは「UnLimiteD_Trade」のパラメータ欄で条件を設定します。
各項目の説明は以下の通りです。

ロット増加方式
「ロット加算方式」か「ロット倍率方式」のどちらかを選べます。
具体的な違いは次に説明します。

ナンピン幅
何pips下がったら注文を入れるかを指定します。

ロット加算数
「ロット加算方式」を選択している場合、ここ入力したロット数がナンピンするごとに加算されていきます。

例)初期ロット1.0、ロット加算数「0.1」の場合
1.0 → 1.1 → 1.2 → 1.3 → 1.4 ……

ロット倍率
「ロット倍率方式」を選択している場合、ここで入力した数値が初期ロットに掛け算となって追加注文されます。

例)初期ロット1.0、ロット倍率「1.1」の場合
1.0 → 1.1 → 1.21 → 1.33 → 1.46 ……

最大注文数
ナンピンの注文が入る上限数を設定できます。


設定の仕方はお好みによるでしょうが、倍率方式はマーチンゲールそのものとなり、特に損失が膨れた時のリスクが高いです。

慣れないうちは、「加算方式」にして加算ロット数も最小値の0.01、また最大注文数も「5」程度にしておくのをお勧めします。



それでは実際の相場で説明します。

ちょうどユーロ/円のチャートで、売りのストロングシグナルが発生しました。
デイリーピボットのレジスタンス付近でもあったため、セルのナンピンをします。

なおナンピンの設定は「加算方式」を選択、初期ロットは1.0、加算数は0.03、pips幅は5.0です。

私の場合、この条件だと余力があるため最大注文数は「20」と多めにしています。
(少なすぎてもナンピンの恩恵が受けられません)


なお画像のように、必ず「ナンピン」ボタンをONにしましょう。
これを押さないとナンピンが機能しません。


ナンピンを入れるときはS/Lを大きめにしましょう。浅く入れるとすぐ損切りしてしまい、そもそもナンピンをする意味がありません。
(自動で最適な位置にする機能もありますが、改めて紹介します。)

また当たり前ですが、このまま価格が下がる(=プラス方向に進む)とナンピンは入りません。


相場が一瞬ブレイクしたため、連続でナンピンが入りました。
合計で4ショット、ロット数は設定どおり1.00→1.03→1.06→1.09となっています。

現在の含み損は▲1,4183円、まだまだ余力があります。


もう少し含んでくれても良かったのですが、相場がプラスに転じました。

ここで疑問になるのが、「いつ決済したらいいの?」という点です。

と言いますのも、ナンピンが入ると各ショットのロットが異なるため、現在の含み益が非常に分かりづらいです。

特に注文が増えた場合、価格が少し動くだけで損益が目まぐるしく変わるため、T/Pのように「価格」で決済することが難しいことでしょう。

そこで活用したいのが、これから説明する「UnLimiteD_Trade」の「PF決済機能」です。



PF決済機能


PF決済機能とは、プロフィット・ファクターの名前の通り、設定した金額に達すると自動で決済するという機能です。

パラメータの「損益合計金額」欄に金額を入れると、利益がその金額に達した時点で全てのポジションを全決済します。

T/Pのように放置できるというメリットもありますが、pipsでなく円換算の金額で設定できること、また全てのポジションの合計金額で適用されるというメリットがあります。

特に今回のナンピンのように、目標利益はあっても、チャートのどの価格で決済したらよいか分からないという時は最適な決済方法でしょう。



チャートに戻りますが、今回は損益合計金額を「100,000円」に設定しました。
なお先ほどと同様に、「PF決済」ボタンをONにしましょう。こちらを押さないと機能しません。


一時期含み損が出ていたものの、再び相場が反発し、無事決済しました。

ナンピンのショットだけのソートが出来なかったので、この日の別の取引も入っていますが、今回のナンピンの利益は100,585円となっています。

スリッページやタイムラグの影響できっちり100,000円とはなりませんが、許容範囲でしょう。

このように「PF決済」は、単発の取引にも使えますし、ナンピンのような目標価格が分かりづらい時に本領を発揮しますのでぜひ活用して下さい。



カリスマニートが億稼いだ方法とは?


※UnLimiteDツールはオリジナルであり、カリスマニートとは一切の関係はございません。

余談になりますが、気になっている人も多いと思うので簡単にご紹介します。

某カリスマニートが億単位で稼いだ方法は、正にこの「川」と「ナンピン」を使った手法です。
つまり川ツールで相場の底や天井を予測し、逆方向に進んだとしてもナンピンを入れ続けることで必ず勝てるということです。

しかしナンピンで含み損が増えると当然ロスカットになりますので、勝ち続けるためにはそれなりの証拠金が必要となります。
したがって今回ご紹介したように、ロット加算方式やロット増加数を上手く調整して、少しでもリスクを抑えるようにしましょう。

なおロット増加方式の設定に自信のない方は、最適化した自動売買EAもありますので参考にしてください。

※参考:ハイリスク・ハイリターンEA「ULD_manp」の使い方と注意点



今回は以上です。

賛否あるナンピンですが、ロット増加方式や自動売買機能を使うことで、少しでも安全にかつ快適に行えることがお分かりいただけましたでしょうか。

相場がマイナスに転じることは必ずしも悪いことではありませんので、状況によっては上手くナンピン機能を活用しましょう。

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